※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
上半期の大一番・帝王賞に向けての出発点と位置づけられるレース。以前は京都の開幕週に行われていたが、12年に
マイラーズCと入れ替わる形で阪神に移ってきた。直線に坂がある阪神に替わったことで、底力が要求されるようになっている。
1.距離短縮組優勢
過去10回の勝ち馬のうち、8頭は前走からの距離短縮だった。全体で見ても、[8-5-2-37]で複勝率28.8%ある。対して、前走も1800mだった馬は[2-4-8-74]で複勝率15.9%、距離延長となる馬は[0-1-0-19]で複勝率5.0%。
2.後半の脚が要求される
過去10回で、2角4番手以内だった馬は[1-5-0-36]で複勝率14.3%しかない。対して、1位の上がりを使った馬が6勝。複勝率69.2%で複勝回収率は150%もある。前半の位置取りの利で粘り込みを狙う馬より、後半の脚を持っている馬が活躍傾向。
3.
マーチSとの関連性は薄い
過去10回で、前走
マーチS組は[0-3-4-53]で複勝率11.7%しかない。間隔的に
マーチSから臨戦してくる馬が少なくないが、レースの質が異なるのもあってか関連性は薄い。
サクラアリュールの変わり身に期待したい。前走の
日経賞は初の芝で参考外として、今回は叩き2走目、距離短縮、ダート戻りと条件が大幅に良化する。ある程度展開待ちの面があるのは確かだが、人気薄なら狙いは立つ。
オーヴェルニュは前走の
東海Sで負けて強しの走り。阪神が不得意というわけではないので出走してくれば堅実に上位争いをしてきそう。
オメガパフュームはここなら実績上位だが、次への叩き台と考えられるので妙味は薄い。また乗り難しい面がありそうなのでテン乗りはマイナスだろう。
プリティーチャンスは前走が案外だが、川崎のコース形態や砂が合わなかった可能性もある。大崩れのない阪神なら巻き返しがあってよいだろう。以下、前走はスローペースが味方した結果で重賞でいきなりは疑問符が付く
バーデンヴァイラー、阪神替わりはいかにもプラスの
ニューモニュメント、乗り難しそうでテン乗りに不安が残る
グロリアムンディ。