米子Sは10年前だけハンデ戦だったが、基本的には施行条件が安定したままこの10年行われている。昨年は2勝クラスを勝ったばかりの
ロータスランドが優勝したが、18年には前走で障害を走っていた
ベステンダンクが優勝、過去10年で前走準オープン組8頭のうち3頭が馬券に絡むなど、格では解釈できないところがあるレースだ。
過去10年の前走重賞組が複勝率20.5%、前走オープン特別・リステッド組が複勝率20.2%でほぼ互角なのだが、複回収率は52%と137%。しかも後者の数字を上げたうちの1頭はリステッドが導入された後の前走オープン特別組、
シャイニービーム(19年11番人気3着)である。基本的には前走の格が無い側から買う馬を探していきたいレースだ。
前走オープン特別・リステッドの中身を見てみると1400mの安土城Sから距離延長の馬がよく走っている印象で、距離延長や斤量増は問題にならないようだ。
今回は他のレースから来る1400m組も含めて前走1ケタ着順が◎
エントシャイデンのみ。◎にはするが前走時点で6番人気だから自信もあまり持てない。そこで
谷川岳S勝ちの○
ウインカーネリアン、メイS2着の▲とシルシ上位を前走オープン特別・リステッドの好走馬で固め、このうち2頭が馬券に絡めばよいという3連複フォーメーションでいく。