【乗り込み入念】二走ボケの懸念は承知、
ハギノアレグリアスの実力を重視。9から10Fで、上り36秒台の強靭な末脚を駆使し3連勝をはたしたが、屈腱炎に泣き1年8か月もの長期休養を余儀なくされた。ブランク明けの復帰戦
アハルテケSは4着。ワンターンの東京マイルでも、それなりの勝負に持ち込んだのには正直びっくり。前走後はメンテナンス第一、体調にあわせ9月19日から再起動。三週にわたりCW・6F追いをビシビシ、最終追い切りの上りは11秒2。理想像近くに仕上がった。
対抗は
ディアセオリー。ダートに再転向して、利根川特別、
薫風Sと、コース形態や馬場状態の違う舞台設定で連勝。スレイプニルSは距離2100mとOPの壁にハネ返されたが、クラス二度目、9Fなら巻き返し十分。
割って入れば
ミステリオーソ。OP到達に時間を要したが、そのぶん地力と末脚をジックリと研磨。阪神は[1311]、ややメンバーも手薄です。長期休養明け、初ダートになるが、
ミヤマザクラは
クロフネ一族。稽古時計通りなら、あっと驚く大駆けがあっていい。
BSN賞4着の
ヴァンヤール、同5着の
ゴールドレガシー。長欠明けだが
サンライズウルスの素質も軽視できない。