【絞れば3歳4頭】2勝クラスに入れば、ベルクレスタの存在感が際立つ。アルテミスS2着、クイーンC3着、クラシックの大通りを歩み桜花賞・オークスにも参戦した。春は勝負どころで微妙にモタれたり、スパリと加速できないじれったさを抱えていたが、夏場を完全休養にあて腰の動きもフォームもギコちなさが取れてきた。自己条件は一戦で仕留めておきたい。対抗はドーブネ。7Fベースのマイラーかなと思っていたが、スプリングSの上りは最速、10FのプリンシパルSを0秒1差の4着。激しい気性がおさまり中距離型へとシフトチェンジしつつある。休養効果も大きい。本質的にはベストはマイルに思えるが、ヤマニンサルバムは現級の9Fを目下2・3・2着。妙な馬体減さえなければ上位争い必至。ムラはあるがグランディアも資質はもうひとつ上の3勝クラス。サジェスも小差。

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【平穏】ハイレベルだった3歳牝馬クラシックを春は戦ってきた4ベルクレスタ。馬体が減らないように神経を使っていた春先と比べて、しっかり今回は体を膨らまして鍛えてきた。相手探し。5グランディアは前走出遅れて、後手後手に進んでしまった。少頭数は歓迎。9ドーブネは能力高い。精神的に、どれだけ大人になっているかが鍵。

【上位拮抗】ここで人気を集めるのは、春にはクラシック路線を歩んでいた3歳馬たち。なかでも地力上位と思えるのが04ベルクレスタで、稽古では久々を感じさせない動きをみせている。夏を越しての成長にも期待できそうな雰囲気だ。相手は、08ヤマニンサルバムと07サジェスの2頭を上位に。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ベルクレスタは適鞍で決める。ヤマニンサルバムはレースがうまい。マルモネオフォースは積極策で踏ん張る。

2勝クラスの芝1800m戦。距離初ながら平均値トップになっているのは3歳牝馬◎ベルクレスタ。その前走値で負けていないのも3歳○ドーブネと▲グランディア。さらに前走値90☆ヤマニンサルバムまでは上位といえる。あとは割り込める△選び。

成長力が見込める5グランディアを推す。決め脚は鋭く鉄砲駆けの魅力は十分。○は4ベルクレスタで他力本願だが能力は上位。