【微調整】
ペースセッティングがひと絞り、自己条件の7Fなら確勝級。父はモハーザー(サセックスS)、
クワイエットリフレクションなど、快速G1馬を続々輩出。母は愛1000ギニー優勝、他G3、1勝。これでもかというス
プリント配合だけに、なるほど調教は相当動く。新馬戦は出遅れに泣いたが、二戦目の小倉6Fは前半3Fを11秒8-10秒2-10秒9(32秒9)で飛ばし、2着とは3馬身差、走破タイムは1分7秒9。メインの
小倉2歳Sより0秒2速かった。なんて、
京王杯2歳Sは自信満々の本命――しかしプラス10キロで登場、明らかに下腹が膨らんでいる。安田隆厩舎は2歳時はあまり無理には馬を造らないことは了承しているが、身体が重く坂井瑠Jがうながしても行きっぷりが悪く、外に持ち出したが伸びもひと息。しかし、あの造りでも重賞でそれなりの勝負になった。能力指数は高く、まだミッチリとは攻めていないが調教の強度も一段上げてきた。
当面の目標は
テンノメッセージ。前走は1000m通過は58秒0-1200m通過は1分9秒5。よどみのない平均ラップでもハナを切ればスイスイ。1分21秒0も古馬2勝レベルだった。割って入れば
メイショウヒュウガ。
小倉2歳Sはスピードとキャリアに泣いたが、前後半の3Fのラップは均一で正対。この手のラップタイプは距離延長はプラスに働く。
ダンシングニードルは逆に、前走は単騎逃げでもリキみ多い走り。1F延長がどう出るか。
テラステラ、
ロードスパイラルを2-3着に配置。