【論より証拠】今年の3歳世代は芝シーンのみならずダート戦線もかなり豊作。3勝クラスではあるが、将来の重賞候補が何頭か顔をそろえた。中でも牝馬
ドライゼ。5月の中京9F・1分52秒1は、一週前の鳳雛Sより0秒9速かった。鳳雛Sの勝者ハピはその後、チャンピオンズC3着に奮闘。関東オークスは5着に終わったが、馬体造りに微調整を施し正攻法の競馬で、現級レべルの時計で前走快勝。牡馬混合戦は経験済み、格上りでも資質負けはまったくない。
クロニクルも3連勝Vで現級へ。茨木Sは勝ち馬が強すぎ0秒8差つけられたが、砂を被る競馬でも2着は死守。1分51秒1も優秀だ。年長馬ながら
プロミストウォリアは、一年余の長期休養を挟み目下2連勝。一連の記録的価値は上位二頭とほぼ互角でいい。惑星は
シダー。長丁場もこなせなくはないが、東京2100mだと微妙に甘くなることが前走でわかった。
インベルシオン、
ロッキーサンダー、
モズマゾクなど、ハンデ戦だけに連下は油断せず手広く。