【お先に】
シュライエンの逃げ切りV。半兄
ゼーゲン(
父ディープインパクト)は、2400mで2勝。もう一頭の兄
シュヴァルツリーゼ(
父ハーツクライ)は
弥生賞2着。父に
オルフェーヴルを配した本馬は、初勝利はマイルであげた。しかし、残り1Fでフワっと息を抜き、集中力に欠ける。ならばと二走前から距離を7Fに短縮、前走はダッシュを効かせ先手を主張。勝ち馬の決め手に屈し2着に敗れたものの、3着とは1馬身差があり、2戦連続して2着を確保、2勝クラスでの立ち位置が見えてきた。1分19秒9という高速決着にも対応ができ、開幕週はなんといっても強気の逃げが大きな武器となる。1000m通過・56秒4-1200m通過・1分7秒9という澱みのない通過ラップを、そのまま小倉6Fに移行すれば自ずと結果もついてくる。
強敵は3歳勢、筆頭候補は
ニシノデフィレ。三走前の小倉6Fの1分8秒3は同日の古馬1勝クラスと同タイム。二走前そして前回の阪神戦のタイムも、古馬2勝クラスとほぼ互角だった。前走4着に着順を落としたが、微妙に疲れもたまっていたか。中間坂路追いを6本ビシビシ、3か月の休養はいいリフレッシュになった。
キタサンユーダイは、ダートから芝へ前走シフト
チェンジ。前半3F・33秒5というHピッチをスムーズに二番手で追走、着差はクビだが脚色を確認しながらゴールイン。1分8秒4は翌日の古馬1勝クラスより0秒1速かった。
シゲルカチョウは、その同日の古馬1勝クラスの2着馬。当コースを1分7秒5で3着歴もあり、休み明けを叩いた上積みも見込める。大胆な距離短縮策を敷き福永Jを鞍上に据えた
ドリームアゲインに一票。
テンジュインも状態はいい。