【跳躍】
ルガルの伸長力は大。勝ち上がりは4戦目、中京6Fダートを逃げ切りV。砂の短距離馬かと予測を立てたが、三代
母イーストオブ
ザムーンは仏
オークス、仏1000ギニー、
ジャックルマロワ賞など、フランスのもっとも格式の高いG1を三つもブッコ抜いた超名牝。近親にもコロネーションCや愛1000ギニー優勝馬など欧州のG1級がゾロゾロ。今思えばなぜ4走もダートを走らせたのか不思議(笑)。なんて、芝7F緒戦の二走前は1分20秒8・上り33秒8で時計差なしの2着に迫った。
連闘で挑んだ橘Sは、馬場差3秒以上の不良馬場の下、スタート2F・10秒9というHピッチを二番手で大名マーク、馬なりで1000mを58秒7のミドルで通過。軽くムチをあてただけで後続に5馬身差の独走を演じた。
葵Sも勝ち馬は別格として、6Fを1分7秒2で2着。6-7Fならいつでもどんな馬場でも勝ち負け。16日の坂路は1F・11秒5、さらなる成長も見込める。
強敵は
シングザットソング。
フィリーズレビューは前半33秒台のHラップを踏み、3番手追走から力でねじ伏せた。マイルは1Fが長く、
桜花賞・
NHKマイルCは息切れしたが、平坦の新潟7Fなら古馬相手のオープンでも即勝ち負け。
サーマルウインドの資質もOP。回り道をしたが、ここで確たる傷跡を残しておきたい。
テンハッピーローズも徐々に馬体が安定、パラダイスS3着に漕ぎつけた。渋馬場なら
ヴィジュネルが一角崩し。
グレイイングリーン、
アルーリングウェイも差はわずか。