【大人びてきた】マイネルモーントの心身が噛み合ってきた。起点となる2歳暮れの中山10Fの内容とタイムも滋味深かったが、6月の東京9Fは1000m通過は58秒6-マイル通過は1分33秒8。スタートの1F以外は、すべて11秒台というよどみのない流れの上に立ち1分45秒5で完勝。ただゴールドシップ産駒にしてはテンの反応がよすぎる。

　ラジオNIKKEI賞はテンションマックス、道中折り合いを欠き制御不能に陥ってしまった。しかし調整法を再考、落ち着きを取り戻し月岡温泉特別は2着、茨城新聞杯は正攻法の競馬で完勝。左回りに瑕疵はなく、前日入厩の新潟はさらにプラス条件となる。

　まともなら相手はエーデルブルーメ。全成績は[3341]、新潟コースも[1100]と土地勘あり。一角崩し候補はルドヴィクス。9Fを1分45秒台で連続2着しており記録面ではトップランク。1F延長の10Fでも粘り込み十分。ムラはあるが重賞路線を歩んだこともあるレヴァンジル、セレシオンの決め手。バレエマスター、マテンロウアレスも連下圏。

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【混戦模様】得意の新潟に向けて、しっかりとトレーニングを積んできた6ルドヴィクス。2エーデルブルーメは近走の内容から、力強さが増した印象。新潟では2戦して共に連対。10マイネルモーントは昇級戦になるが前走にしても余裕ある勝利。格負けはなさそう。

3勝クラスの芝2000m戦。ここも平均値上位は90台の僅差。前走値はさらに僅差となっている。3走前の同距離コースでは85程度だが徐々に数字上げている◎エーデルブルーメを軸抜擢。相手に○マイネルモーントと▲ルドヴィクス。一発☆セレシオン。

自己条件なら能力で勝る5セレシオンが優勢。先行力は上位でうまく先行力が生かせればチャンス。次位は2エーデルブルーメで叩き3戦目での上積みはあり抜け出せる。▲は10マイネルモーントで新潟向きで末脚は威力がある。