【上位拮抗】パラレルヴィジョンは能力豊富で中間の動きも鋭さ十分。2戦2勝の東京二千に戻ってスムーズなら勝ち負け必至。レインフロムヘヴンも現級上位証明済みで走りのバランスの良化もうかがえ好勝負。キングズパレスは前走快勝とB効果示し脚力も見劣らず連勝も。レッドバリエンテも前走内容なら昇級でも。リフレーミングも巻き返しの態勢で、セントカメリアやハートオブアシティなどにも注意が必要。

【自己ベストを更新】関西遠征、馬体減の影響さえなければ、パラレルヴィジョンで見降ろし。経験馬相手に初勝利をあげ、二戦目の東京2000mを1分58秒0という快記録で楽勝した逸材。神戸新聞杯はキャリア不足に泣いたが、自己条件の東京10Fはラスト3Fを11秒0-11秒0-11秒1(33秒1)、馬なりでパンチアウト。初富士Sは不器用さを露呈したが、ルメールJにしては珍しく馬に遊ばれた格好になってしまった。

　距離11Fの湾岸Sを除外となり、前走は距離不足と知りつつ9Fの灘波Sに出走。予感もあったが12キロ減にはドギマギ。しかしあの身体で33秒3という最速の上りは繰り出した(2着)。反動どころか、前走後の調教は自己ベストを次々更新。3勝クラスはここでピリオドを打っておきたい。

　第一本線はレインフロムヘヴン。東京は[3212]、2000mは1分57秒8・2着も含め[2200]。左回りなら、レーンJなら、まず崩れない。本質的に距離適性が微妙ではあるが、レッドバリエンテは重馬場の熊野特別を大楽勝。単なる馬場適性で勝ったのではなく、ひそかに急に進化している?

　セントカメリアは、ローズSは痛恨の出遅れ。9着に終わり秋華賞出走は逃したが、自己条件の蛍池特別を1分59秒7、後続を0秒5差にちぎった。キングズパレスも小差。プリンシパルS2着歴もある4歳。ビッシリ追えない弱みはあるが、鹿野山特別の0秒7差独走は、OP馬のソレだった。サウンドウォリアー、クロノメーターの流れ込み注。

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【軸不動】4レインフロムヘヴンは近走成績が良好で、コース替わりの今回は差し切り十分。3レッドバリエンテは昇級戦でも相手なりに動けるとみて相手筆頭に指名する。6パラレルヴィジョンは今回も瞬発力を発揮できれば勝機あり。11キングズパレスは昇級戦でも地力的に通用十分で、仕掛けひとつで善戦以上が考えられる。善戦傾向がある7クロノメーター、昇級戦でも好位差しが狙えそうな2サウンドウォリアーが連下の押さえ。

【小波乱】レッドバリエンテは軌道に乗った。先行力があるサウンドウォリアー。キングズパレスは勢い十分。

3勝クラスの芝2000m戦。同距離コースで100レベル持っている馬が数頭いる。そこからどれを軸にするかの勝負。やはり平均値トップ◎パラレルヴィジョン筆頭だろう。相手に○レインフロムヘヴンと▲クロノメーター。一発に前走値トップ104☆レッドバリエンテ。さらに△キングズパレスなど。上位は僅差混戦。

使い込んで確実にアップしてきた6パラレルヴィジョンが主力。東京は2勝と相性は良くチャンス。対抗は4レインフロムヘヴンで末脚は鋭く抜け出しは可能。