【こだわる】
ヒシタイカンの資質に今一度こだわりを持ちたい。母の姉は
ハープスター、父は
モーリス、毛色は青鹿毛。432キロという小兵ではあるが、歩きのリズムは実に軽やか。運動神経の塊のようなフットワークを備えており、新馬戦は63秒1のスロー。向こう正面に抜けるまでに何度か頭を振ったが、馬群に入れると落ち着きを取り戻し、直線はどこを突くか。内も狙ったが余力ありとわかり外へ。11秒2-11秒3-11秒4(3Fは33秒9)というレースラップを、自身33秒4で外強襲。
前半のペースが遅かったため時計は2分2秒0止まりだが、ラスト1-2Fは10秒台で加速。重賞レベルの資質が透けて見えた。
青葉賞はダービーへの最終切符、厳しい仕上げを余儀なくされ
テンションが上り、折り合いを欠き12着に沈没したが、軽めながらも今回の仕上げは馬の状態を見守りながら丁寧。2400mをチョイスしてきたということは、ステイヤー的要素を見越してこそだろう。1勝クラスなら雨でもなんとかなる。
第一本線は、
弥生賞4着、
青葉賞5着の
アームブランシュ。父は
キズナ、雨よ降れ。斤量は54キロ、相手も相当楽になった。
フレーヴァードも古馬混合の1勝クラスは却って相手が楽。
ニシノレヴナント、
タイセイアーサー、の順に流し馬券。