【混戦】ライジンマルは先手から最速の上がりで圧勝の初戦内容が優秀。大型馬で上積みも大きく連勝が期待できる。初戦を千二で快勝のヒストリアイはセンス良好で距離延長は問題なく好勝負十分。アマンテビアンコは休み明けも力強さ増しており素質も上位。ダートに移って力発揮のイーグルノワールも状態前走以上。ハンデンカイザーも力強さ出ており、バルミーウェザーやサンダーアラートなども差はない。

【粒ぞろい】アマンテビアンコは、ごく近親にソダシやママコチャの名が連なる、今が盛りの白毛一族。父にヘニーヒューズを配し、ダートマイラーへと体型と適性は変化したが、デビュー戦は平均ペースの上に立ち、12秒4-12秒2-12秒4(3Fは37秒0)というレースラップを、36秒5という末脚を繰り出し豪快に差し切り勝ち。2歳秋にして、1分25秒5は同日の3歳未勝利と同タイムだった。ラップ構成やフォームを見るとマイル延長は望むところ。

　第一目標はライジンマル。新潟9Fの新馬戦は1分54秒8、後続に1秒3の大差勝ち。終い2Fは12秒6-12秒6、バテるどころか馬なりで伸びていた。イーグルノワールは前走Hペースを経験。1分46秒1も、9月期の2歳とすればレベルはかなり上だ。バルミーウェザーも札幌戦の1000m通過は60秒7のHペース。不良馬場も委細構わず、2着を0秒9差にチギり捨てた。アセレラシオンの新馬も優秀。距離延長が鍵になるがヒストリアイのポテンシャルも要注意。

　かなり難解な一戦だが、初戦のタイムと血統のポテンシャルから◎アマンテビアンコの1着に決め打つ。ヘニーヒューズは今回産駒が出走する種牡馬の中でも最も東京ダート1600mでの勝率が高い。

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【混戦】12アマンテビアンコは初戦快勝の内容なら、ここでも素質上位とみてよさそう。9ヒストリアイは初戦後の上積みが大きそうで、距離延長もプラス材料になるだろう。4ストームバンガードはコース替わりでも相手なりに差を詰める可能性が十分。2バルミーウェザーも差し脚堅実で、立ち回りひとつで善戦以上が狙えそうだ。初戦圧勝の6ライジンマル、条件替わりがプラスに出そうな13イーグルノワールが連下の押さえ。

【小波乱】ライジンマルは先行力十分。粘り強いハンデンカイザー。サンダーアラートは学習能力が高い。

2歳1勝クラスのダート1600m戦。全頭が同距離初となる。この芝地点スタートで恩恵受ける馬を探す必要ありそうだ。東京コース唯一経験あるのは◎アマンテビアンコ。同距離コースでもヘニーヒューズ産駒は好成績。初戦スタート良かった○ライジンマル。芝戦でもスタート良かった▲イーグルノワール。一発に初戦値トップ82☆ヒストリアイ。

デビュー戦の鮮やかな快勝から12アマンテビアンコを推す。外々を回るロスがありながら繰り出した末脚から地力は上位。○は13イーグルノワールで砂適性は高く押し切りは可能。