【効果覿面】ブリンカー効果も加わり、
レッドラパルマの走りに無駄が少なくなった。年末の乾燥ダート・立志賞を1分53秒5で勝ち上り、昇級の
アレキサンドライトSも、1000m通過・63秒2というスローにも真面目に対応。上り3Fはすべて12秒台、37秒4という最速ラップで漸次2着に追い上げてきた。少し難しい性格だけに、リフレッシュ期間を設けたのも好感。仕上げの手順と調教タイムも理にかなっている。
逆転があれば
ホウオウルーレット。中山9Fを圧巻の脚力で連勝したときは、どのくらいの数の重賞タイトルを巻くのか、前途洋々に思えた。ただムラが多く、3勝クラスで足踏みしているが、ポテンシャルはOP。叩き一変を期待して当然。
昇級になるが、
ブレイクフォースは田辺Jが丁寧に中山9Fの差しを教え込んできた。惑星は
ヴェイルネビュラ。近親にダートで大変身した
ウェスタールンドの名が見え、時はまだ5歳3月。砂転向にはまだ遅くはない。
フルオールはまだ底を見せていない。中山9F仕様の体力も備えている。
パワーブローキングの勢い、
ラズルダズルの変わり身も押さえておこう。