【地に足がついてきた】
ミトノオーが軌道に乗ってきた。夏の新潟9Fダートを好記録で快勝したが、ダート馬は芝馬より完成度が遅く、秋口に躓くことも多々ある。本馬も二戦目のオキザリス賞は距離7Fということもあり11着に沈没したが、舞台を中山9Fに移した1月の
黒竹賞を、同三日間開催の古馬1勝クラス二鞍を1秒1-1秒3上回る、1分53秒3で二着に0秒6差の逃げ切りV。予後も順調、稽古も地に足がついてきた。
対抗は
ゴールドバランサー。初ダートの前走は、後続に1秒5の大楽勝。時計は1分55秒4ながら、上り3Fは13秒0-12秒2-12秒4を持ったままの馬なり。時計1秒は軽く詰まる。
南関東所属
ヒーローコールも意欲の参戦。JRAより
パワーを要する右回りの大井9Fで、前走1分54秒4を計測。記録的にも一歩も引かない。後の東京ダービーなどを占う意味でも結果が楽しみ。中山と中京の違いはあるが、
カレンアルカンタラは前走上り36秒7で差し切り勝ち。中山に戻れば
モンドプリューム。
オーロイプラータの決め手、
ルクスフロンティアなど好メンバーが揃い連下も激戦。