【上位拮抗】ラズベリームースは久々を叩かれた前走を順当勝ち。中山マイルで崩れなくひと息入るも動き素軽く連勝を期待。ホウオウプレミアも昇級戦だが地力強化うかがえリズムよく運べれば勝ち負けも。ロードカテドラルは現級上位証明済みで立ち回り次第で勝機まで。アルママも地力あり気配も良好で巻き返し十分。ワザモノも状態上向きで侮れず、ノーダブルディップやゲバラなどにも注意を払いたい。

【時計の証明】ホウオウプレミアの母は4勝、祖母はアドマイヤグルーヴ、エアグルーヴ一族の本流に属する大器。新馬勝ち以降、ジレったいレースも続いたが、二走前の東京マイルが1分33秒5(2着)。前走は派手な出遅れもモノカワ。豪快な3角マクりで1分32秒8。メンバー中第二位の上りで、坂上から再び加速には仰天。まだポカはあるかもしれないが、南Wで6F追いを重ねており、時計を軸に据えると◎印以外は考えにくい。

　本線はラズベリームース。前走時計は一見平凡、しかし実質1秒以上のパワー馬場で、1000m通過・58秒8というHラップで二着以下を軽々封じ込めた。マーカンドJも菅原Jも、いろんな工夫を施しロードカテドラルの闘志を鼓舞。ノーダブルディップは前走の上り3Fはすべて11秒台だった。ゲバラ、アルママ、ワザモノも小差。

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【上位拮抗】3ホウオウプレミアは前走の内容が圧巻で、昇級戦でも連勝の可能性が高そう。8ノーダブルディップはこの時期の成績が良好で、今回も首位争いが期待できる。6アルママは折り合いがカギだが先行策が取れれば残り目がありそう。2ロードカテドラルは詰めひと息でも相手なりに動けるタイプで善戦以上が考えられる。7ゲバラは連闘策でも差し脚がいきれば上位まで。昇級戦でも地力上位の9ラズベリームースが連下の穴。

【小波乱】ホウオウプレミアは地力上位。しぶといマイネルダグラス。ライクアジュエリーは反応がアップ。

2勝クラスの芝1600m戦。前走ダートから1頭。これは平均値トップで前走同距離コース102◎ホウオウプレミア軸。相手に○ロードカテドラルと▲ラズベリームース。差がなく☆ワザモノ、△アルママ、△ノーダブルディップが続く。

確実に地力がアップしてきた2ロードカテドラルが主力。自在に立ち回れるので中山で真価を発揮する。対抗は3ホウオウプレミアでマイルは堅実で巻き返せる。