【勝利のタクトを振る】バンドマスターの将来性重視。稽古はモタモタ、しかしいざ実戦に向かうと、二走前の中京1900ダートは2着に2秒差の大楽勝で駈けた。前走は離された3着とはいえ、勝者ヤマニンウルスの手綱を握った武豊Jがいうところのバケモノ。1分53秒5という走破タイムは前日の古馬2勝クラスより0秒2速く、相変わらず調教は動かないけれど、夏場を迎え柔らかみは出てきた。

　第一本線はルクスフロンティア。東京2100ダートで2分10秒3というタイムと戦績を、中京1900ダートにスライドすればいい。ロードトラストの前走の敗因は出遅れ。ただ、何かしら稽古でも気難しさを出しており、川田J騎乗とはいえ全幅の信頼は置けない? 今村Jとのコンビで52kgなら、マサハヤウォルズの大マクリ復活。レッドダンルースの勢い、カズカポレイ、フリーウィーリング以下、連下は丁寧に。

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【上位拮抗】この距離なら、逃げ切って勝った前々走の再現をイメージしてしまう11バンドマスター。レース間隔はとってきたが、ここを目標なのは明白。6ロードトラストは前走スタート後手でリズムを崩した、引き続き川田騎手を確保して、即リベンジに期待。5フリーウィーリングは大型馬だが、調教は動いた。

【逃げ粘る】かなり先行指向が強いメンバー構成ながら、前は兼ね合いそう。ならば、前走での先行内容が優秀である09ルクスフロンティアを本命に推したい。稽古での動きのよさが目立っており、条件適性の高さも文句なしだ。相手は、11バンドマスターと01カズカポレイの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ロードトラストはコースが替わり決める。シュプリンガーは集中力がアップ。マサハヤウォルズは条件が好転。

1勝クラスのダート1900m戦。ここも平均値で3歳勢優勢になっている。そこから同距離コース88ある◎バンドマスター。相手に○レッドダンルースと▲ルクスフロンティアでいく。一発☆ロードトラスト。ほかにも△ヴァンドゥランなどが前走値87で一発ありそう。

未勝利勝ちから中京は合う11バンドマスターが優勢。自在に立ち回れば抜け出せる。対抗は9ルクスフロンティアで積極策から逆転を狙う。