【粒ぞろい】好メンバーが揃ったが、
オメガシンフォニーの資質が頭一つ上。2歳秋、中山6Fダートを古馬2勝クラスの好タイムで逃げ切りV。オキザリス賞は7Fに延長、Hペースに巻き込まれ3着に終わったが、年明けの中山は1分10秒6、2着を0秒7に封じる完勝劇を演じた。脚色にもまだ余裕があり、決して6Fオンリーの短距離馬ではない。芝の
マーガレットSでも3着に善戦できるほど、いま右肩に上昇ベクトルが向いている。
対抗は
ミルトハンター、走るたびレース運びを研磨。二走前の上り35秒9も強烈だったが、7Fの
昇竜Sは好位から2着を死守。1分24秒6は、同日の古馬1勝クラスより速く、前回は単に相手が強すぎた。
ミラクルティアラは、社台Fを代表する超一流ダート血統。今年は7F前後のスピードタイプに出たが、牝馬限定ながら前走は1秒1の大差勝ち。再び馬場は重、牡馬相手でも時計勝負なら通用する。
ヒヤシンスS2着の
ゼットリアンの力量もごく僅差。
スマートフォルス、
キョウエイゲイル、
エコロアレスまで、連下は手を広げたほうがいい。