【力量互角】ビーアストニッシドが7-8F路線に光明を見出した。スプリングSの勝者、3歳春は堂々クラシックに駒を進めた。ただ性格は頑固、何が何でもハナを切りたい。戦法に限りもあり疲れもたまり、中距離では、じり貧となったが、持ち味はスピード。前回のマイラーズCから距離を短縮。久々のマイルの流れに若干戸惑い、勝負どころでインに切れ込んだのがアダとなったが、1000m通過・57秒4-1400m通過・1分20秒0という澱みのないミドルペースを、2番手を追走して0秒3差。

　7F替わりにむしろ楽しみの大きい本線はママコチャ。昨夏の新潟マイル・1分31秒7という快記録で、近親のソダシに一歩近づいたかに見えた。OP入りし、折り合いやスタートに思わぬ苦戦を強いられているが、息抜きは完了。7Fなら少し引っ掛かっても折り合いは早めにつく。

　まとめて負かせばルプリュフォール。なんせ追い込み一手、OPに入るとペースや展開に注文がつくが、坂コースよりは平坦2戦2勝という京都戦績が大きな力になる。

　サトノラムセスの1分19秒8という勝ち時計を連下にリスペクト。ムラはあるがサンライズオネストの実績と地力。テンハッピーローズ、ビューティフルデイの一発注。

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【難解】長く脚が使えるタイプだけに、距離延長がプラスに作用する7ビューティフルデイ。15ビーアストニッシドは前走強豪メンバー集まった重賞で僅差の競馬。この距離でも戦える。13テンハッピーローズは切れ味健在。

【波乱含み】上位拮抗の混戦模様で、波乱含みの一戦。本命は05サンライズオネストで、近2走の内容は高く評価できるものだ。意外に先行指向が弱めのメンバー構成なので、スタートを決めれば前々で流れに乗ることもできるはず。相手は、15ビーアストニッシドと07ビューティフルデイの2頭を上位に評価する。◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ビーアストニッシドは地力上位。コースが変わりレッドベルオーブが前進。リプレーザは距離短縮で踏ん張る。

リステッドの芝1400m戦。ハンデ戦。上下差は5.5キロ。前走ダートから1頭。平均値上位にはキッチリとハンデが乗っている。それぞれ割引材料があるような印象だ。前走同距離コース使いがいないのも痛い。狙うならば近走同距離の110台持っているタイプ。意外と軽量の◎サトノラムセス抜擢。相手に○ルプリュフォール。さらに▲ザイツィンガー。一発に☆ビーアストニッシド。ほかにも△ミッキーブリランテ。

久々を使っての変わり身は見込める12ママコチャが有力。54キロは魅力でチャンスは十分。対抗は5サンライズオネストでうまく仕掛ければ変わり身はある。