【懐かしき芦毛一族が戻ってくる】
レアリゼアンレーヴが一族再興の礎となる。祖
母レーヴディソールは新馬、
デイリー杯2歳S、阪神JF、
チューリップ賞を無敗でブッコ抜いた
アグネスタキオン産駒の芦毛。しかし娘や息子は1勝馬がわずか一頭、本馬の母も未勝利。もどかしい牝系になりつつあるが、
エピファネイア産駒の孫娘は、祖母によく似た420キロの芦毛。函館の深いウッドチップコースで水準以上のタイムが出せ、初陣は前半四方を囲まれ好位内に押し込められたが、優等生は我慢強い。直線外目に切り替え、上り3F・推定11秒8-11秒3-12秒1(35秒2)という最速のラップで、余裕残しで半馬身差振り切った。1分30秒8というタイムも上位の部類に入る。ビッシリ造るとまだ怖い。輸送もカギになるが、7Fならガス欠を興すことなくスパリと差し脚がいかせるだろう。
対抗は
ルクスノア。
オルフェーヴル産駒だけに、ひと時も目を放せない。永島Jがつきっきりで対応しているが、慎重を心掛けながらも
新潟2歳Sは4着。一瞬伸び掛かった。7Fなら折り合いは楽になる、そして切れる。三番手は
バウンシーステップ。ドタバタしながらも前走1分21秒6に時計を短縮。中型サイズだが体力がありまだ上積みも期待できそうだ。
セキトバイーストは二戦してともに上がりは最速。430kg台の馬だけに、直線平坦の京都替わりはプラス。
キャプテンネキ、
ベネメレンティ、
コートリーバウ以下、連下は丁寧に。