11R

秋華賞

15:40発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:稍
2回 京都 5日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 18頭
本賞金:11000,4400,2800,1700,1100万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

予想印
6リバティアイランド(1人気)
7マスクトディーヴァ(3人気)
2ハーパー(2人気)
4コナコースト(4人気)
5ドゥーラ(5人気)
8モリアーナ(7人気)
13ラヴェル(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

4

5

7

8

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

7

相手

2

4

5

8

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

2

相手

4

5

7

8

13

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【もしかしてもしかして雨が?】リバティアイランドの牝馬三冠が秒読みに入った。過去十年、3冠達成馬の顔ぶれを見ると、アーモンドアイ、そしてデアリングタクトなど、時代を席巻した名牝の名が。リバティは先達たちと比肩――あるいは超えていく存在なのかもしれない。新潟マイルのデビュー戦の、上り31秒4という衝撃ラップをはじめ、桜花賞を上り32秒9・桜史上歴代二位の1分32秒1で一閃。オークスは2着に1秒差、2分23秒1もまた、ラヴズオンリーユーの2分22秒8に次ぐ史上2位の快時計を叩き出した。オークスから秋華賞直行というケースも、オークスの成績が良いほど成功例は多く、ひと夏を越え木曜発表は490kg。噂ほどは巨大化していないけれど(笑)、併走パートナーを並ぶ間もなく抜き去っていく調教の推進力も、初戦とは比べ物にならない強靭なものとなった。

 京都の内回り2000mは先行力と機動力が求められる難解なコースとして知られているが、過去の三冠牝馬たちはいずれも直線強襲で楽々決着をつけており、過去の超一流馬たちがそうだったように展開不問、問答無用。川田Jの口元からも、問わず語りに超越した存在であることが漏れ伝わってくる。怖いのはアクシデント? いや、もしかしたら雨なのか…? なんて、今年の3歳世代の牝馬は本命以外も前哨戦を出色のHレベルで勝ちあがってきた馬が多い。

 対抗のマスクトディーヴァは阪神9FのローズSを従来の記録を一気に0秒9更新、1分43秒0の日本レコードを叩き出した。派手な大逃げ馬に引っ張られたワケでもなく、1000m通過・57秒3というミドルペースの上に立ち、ラスト3F・11秒2-11秒0-11秒8(34秒0)というレースラップを、リズムよく中団から漸次ポジションを上げ、自身33秒2の末脚を繰り出し正攻法の競馬でネジ伏せている。高速馬場のアシストを得たとはいえ、ラスト2F目の11秒0というラップは破格。前走後の乗り出しは2週間後、10月8日にはCW・6Fの3頭併せで楽々先着。心配されたレコ勝ちの反動も、あくまでだが見た目には感じない。

 三番手はハーパークイーンC勝ちを契機に桜花賞4着、オークスは2着。随所に緩さを残す未完成な状態でもGIにくらいついてきた。ボディラインは明らかに父ハーツクライ譲り、成長力という特性もしっかり受け継いでおり、調教も上り重点だった春とは異なり、CWのコース追いもテンから飛ばし重心低く終い1F・11秒2をマークするパワーが備わった。オークス時は前の馬に置かれ気味の周回だったが、歩様も身のこなしも闊達さを増した。内回り2000mにも早めに反応できる操縦力が備わった。

 惑星はコナコーストオークスは前半部分で不利を被り、大外に振られ7着にガス欠をおこしてしまった。しかし桜花賞はミドルラップを二番手追走、残り100m地点では、先頭ゴールのシーンを多くの人が感じていた。戦法は真っ向勝負のあれでいい。管理するのはキタサンブラック菊花賞馬へと鍛えあげた清水師。父に倣い中間9Fというハード追いなど課し、秋を思い心身を練り込んできた。

 札幌2歳S以降、ちぐはぐな競馬が続いたが、ドゥーラオークスを上がり2位で3着に突入。クイーンSは前半1000mは59秒9のスロー、しかし5F標識からラストまですべて11秒台の速いラップが並んだ。小回りの緩ペースで4角マクりを完遂。結果的に、京都内回り10Fの予行演習になった? モリアーナは腰高体型が解消。明らかにバランスがよくなり、折り合いも末脚も速度も激変。神業的な追い込みはそう何度も再現できるものではないが、紫苑Sは稍重条件下・1分58秒0は、ノームコア(後にヴィクトリアマイル香港C優勝)と同タイムのレースタイ記録だった。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着2着流し
1着

6

2着

2

相手

3

5

7

8

15

5通り 各200円

3連単フォーメーション
1着

6

2着

2

5

15

相手

2

3

5

7

8

15

15通り 各600円

須田鷹雄の見解

 能力的に◎リバティアイランドが抜けていることは明らか。さらに秋華賞は差し馬が強いレースでもある。コース形態を見ると前残りがききそうに思えるが、実際のレース結果は圧倒的な差し優勢。内寄りの枠を引いたのはやや気になるが、リバティアイランド&川田騎手を締めにかかる根性のある騎手はいまどき居ないだろう。

 特殊な展開や予期せぬ不利で負けることはあるが、それを事前に計算することはできない。素直に◎を1着固定したうえである程度シンプルに3連単を組みたてたい。

 2着候補にオークス2、3着の○ハーパーと▲ドゥーラハーパー秋華賞とさほど相性のよくないハーツクライ産駒だが、そもそも世代上位の能力を持っているし、ルメール騎手がどう立ち回ってくるか楽しみ。ドゥーラオークスの好走が人気薄でのものだったので半信半疑だったが、ハンデ差があったとはいえクイーンSでも結果を出したので素直に信用したい。他にもう1頭2着候補に☆ヒップホップソウル紫苑S組はGIIIになってから地位を向上させている。脚質に自在性がある点を評価した。紫苑Sでは△モリアーナに先着されたが、本質的な能力差はない。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
6リバティアイランド(1人気)
8モリアーナ(7人気)
2ハーパー(2人気)
15ヒップホップソウル(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

6

8

15

12通り 各400円

3連単BOX

2

6

8

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

予想印
6リバティアイランド(1人気)
2ハーパー(2人気)
7マスクトディーヴァ(3人気)
5ドゥーラ(5人気)
8モリアーナ(7人気)
10グランベルナデット(9人気)
12ドゥアイズ(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

5

7

8

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

2

相手

5

7

8

10

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

7

相手

2

5

8

10

12

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【相手探し】ここまでの2冠が危なげない競馬で、勝つだけでもなく強くインパクトも残している6リバティアイランド。ぶっつけのローテーションも近年のトレンドで不安材料は皆無。2ハーパーは◎の影で地味な存在ではあるが、しっかり狙ったレースでは力を出し切っている。ひ弱さをやや感じるだけに道悪に不安が残るが、いまの京都の馬場ならそこまで悪化しなさそう。7マスクトディーヴァは、上り馬という点では一番の存在。前走の勝ちっぷりは鮮やかで、京都で同じことができるかどうか。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
6リバティアイランド(1人気)

鈴木麻優の見解

※10/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 京都芝2000mで行われる牝馬限定のGI戦。本命視しているのは、リバティアイランドです。桜花賞オークスと圧巻のレースで制している子で、現時点でこの子に太刀打ちできる馬が他に見当たらない。内回りコースが課題にはなるものの、能力だけで通用しても良さそうです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※10/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 歴史的名牝になれるであろうリバティアイランドに逆らえない。内回りは懸念材料ではあるが、それを考慮して乗ってくれるのが川田騎手。早めの仕掛けから、しっかり勝ち切る。相手の1番手はローズSで強烈な伸びを見せたマスクトディーヴァヒップホップソウル紫苑S2着だが強い競馬はしている。紫苑S組からはこちら。春のGI2戦で崩れなかったハーパーが押さえ。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

予想印
6リバティアイランド(1人気)
8モリアーナ(7人気)
5ドゥーラ(5人気)
2ハーパー(2人気)
7マスクトディーヴァ(3人気)

伊吹雅也の見解

※10/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 大敗直後の馬は割り引きが必要。「前走の着順が5着以下だった馬」は2017年以降[0-0-1-33]とあまり上位に食い込めていません。

 あとは今春以降の戦績も重要なポイント。「オークスにおいて5着以内となった経験がある馬」は2017年以降[6-4-2-8]で、3着内率が60.0%に達しています。一方「オークスにおいて5着以内となった経験がない、かつ“同年8月以降の、JRAの、1700m超の、2勝クラス以上のレース”において1着となった経験がない馬」は2017年以降[0-0-1-65]。オークスの上位馬と、今年8月以降のレースを勝ち切っている馬に注目するべきでしょう。

 さらに「馬番が1-6番の馬」は2017年以降[1-0-2-31]、「馬番が15-18番の馬」は2017年以降[0-0-0-20]。阪神芝2000m内で施行された2021-2022年を含め、近年は内外極端な枠に入った馬が苦戦していました。

 ちなみに、馬番が1-6番・15-18番だったにもかかわらず3着以内となった3頭は、いずれも“同年の、JRAの、重賞のレース”において“着順が1着、かつ4コーナー通過順が4番手以下”となった経験のある馬です。

 枠順次第で柔軟に構えたいところですが、実績ある差し馬なら不利な枠でも大きく評価を下げる必要はないので、このコースが合いそうなドゥーラモリアーナ、実績上位のリバティアイランドあたりは素直に中心視して良いと思います。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
6リバティアイランド(1人気)
8モリアーナ(7人気)
5ドゥーラ(5人気)
3マラキナイア(11人気)
4コナコースト(4人気)
15ヒップホップソウル(6人気)

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 3歳牝馬路線の最終決戦で、3年ぶりに京都に戻ってきた。牝馬三冠のうちで唯一内回りコースで行われること、ひと夏を越して新勢力が台頭してくることから、春のオークスまでの序列が当てはまりにくい難解な一戦になる。

1.世代GIで唯一内回り

 2歳時の阪神JF含め、桜花賞オークスと世代牝馬限定GIは直線が長く広いコースで行わていくが、秋華賞に関しては内回り。それまでの王道路線とは異なる適性が求められる。よって、同じ内回り2000mで行われる紫苑S組や前走ローカル組が実績上位馬に詰め寄ったり、逆転することも珍しくない。

2.前走掲示板が最低条件

 過去10回で3着以内となった30頭の内、前走6着以下だったのは2頭のみ。そしてその2頭はいずれも3着止まりだった。17年2番人気で13着のファンディーナは前走6着、16年2番人気で4着のジュエラーは前走11着、14年2番人気で6着のレッドリヴェールは前走6着など、それ以前の活躍によって人気に推された馬も前走成績が悪いと苦戦する傾向。

3.末脚が要求される

 過去10年のうち京都で行われた8回に関して、4角を4番手以内で回った馬は[0-1-2-30]で複勝率9.1%と苦戦。対して、4角7番手以下だった馬は[4-5-5-66]で複勝率17.5%。直線の短い内回りコースであるからと言って前に行けば有利というわけではなく、むしろ差し馬の方が活躍している。

 シランケドは前走の紫苑Sが重賞初挑戦ながら、よく追い込んで3着。前々走の小倉でも最速の上がりで3着に入っており、内・小回りで後ろから行く立ち回りが板に付いてきたようだ。秋華賞の舞台は合っていると言えそうで、連続で激走があってもおかしくないと見る。

 リバティアイランドは普通に走れば勝つだろうが、紛れがあって取りこぼすとすればここだろう。モリアーナ紫苑Sの勝ちっぷりが上々。走り方や血統からして京都は合いそうだ。

 ドゥーラは内回りコースが合う馬。前走の内容からして、桜花賞までの不振は度外視して良いだろう。以下、紫苑Sの2着馬ヒップホップソウルローズSは不利もあったが好走したマラキナイア、条件は合うコナコースト

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

5

7

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

4

相手

2

3

5

7

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

4

5

7

15

30通り 各100円

小林誠の見解

【中心不動】このコースに向くタイプではないとはいえ、06リバティアイランド以外に本命は打てない。傑出した能力で押し切っての牝馬三冠達成が濃厚だ。仕上がりも上々のようで、この相手関係での大崩れはなおさら考えづらい。相手は、いい枠番を引き当てた04コナコーストと03マラキナイアの2頭を上位に評価。◎を1着に固定した馬単・3連単フォーメーション主体で勝負したい。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

予想印
6リバティアイランド(1人気)
11キタウイング(17人気)
5ドゥーラ(5人気)
12ドゥアイズ(10人気)
4コナコースト(4人気)
7マスクトディーヴァ(3人気)
13ラヴェル(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

4

5

7

11

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

11

相手

4

5

7

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

5

相手

4

7

11

12

13

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】リバティアイランドは力量上位。キタウイングは体調アップ。ドゥーラは脚質に幅がある。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
6リバティアイランド(1人気)
7マスクトディーヴァ(3人気)
2ハーパー(2人気)
13ラヴェル(8人気)
5ドゥーラ(5人気)
8モリアーナ(7人気)
15ヒップホップソウル(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

5

7

8

13

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

7

相手

2

5

8

13

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

2

相手

5

7

8

13

15

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GI秋華賞。3歳牝馬限定の芝2000m戦。不思議なことに◎リバティアイランドが平均値も前走値もトップではない。それでも馬券軸はこの馬だろう。相手は前走値で脅威の113をマークしている○マスクトディーヴァ。距離合いそうな▲ハーパー。一発には人気落ちている☆ラヴェル。ほかにも平均値トップ△モリアーナなどかなり食い込み候補が多い。頭人気のわりに相手が広そうなところが厄介な一戦。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

4

7

8

13

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

15

相手

2

4

7

8

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

7

相手

2

4

8

13

15

30通り 各100円

田沼亨の見解

2冠馬6リバティアイランドで負けられない。能力の絶対値が違い一段と地力がアップしているなら3冠達成だ。対抗は15ヒップホップソウルで自在な脚があり好走は可能。▲は7マスクトディーヴァローズSのレコード勝ちから素質が大きく開花してきた。

厳選予想 ウマい馬券