【相手探し】距離は7Fにかわるが、ダノンティンパニーの中心は動かない。祖母はジョコンダII、母ライトニングパールは英GI・チェヴァリーパークS優勝。母の全弟サトノクラウンは宝塚記念を含め重賞6勝をあげた。

　2019年のセレクト会場で一目見た時から、エレガントな馬体に痺れっぱなし。しかし中央デビューは叶わず。

　園田経由でJRA入りとなったが、初戦の東京マイルを1分32秒9(上りは33秒6)で勝ち上り、二戦目はハナ差2着の惜敗ながら、阪神マイルを1分32秒6で走破、上りは33秒0。さらに一歩記録面でも踏み込んだ。

　まだ芯が通り切っていないのか。鞍上の指示に即座に反応できない緩慢さもあるが、稽古の時計や動きを見ると徐々に矯正できており、ラップやスピード数値を見れば7Fは楽に守備範囲だ。

　大勢は二着争い。安定性なら近走現級で4・5・3着のベルウッドブラボー、末脚なら猪名川特別・1分20秒8(3着)のタマモダイジョッキ。ケルンキングダム、セイイーグルなど、連下は均等に。

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【相手探し】陣営は距離延長を気にしているが、4ダノンティンパニーのスピードをもってすれば楽に先行集団に取り付けるはず。大物感があり、ここは通過点。2ケルンキングダムは直線勝負。◎が突き抜けた後の2着争いなら届きそう。3ベルウッドブラボーは単騎逃げ濃厚で展開有利。

【順当決着】相手関係にも恵まれた、04ダノンティンパニーを素直に本命視。久々になるがじっくりと乗り込まれており、態勢はキッチリと整っている。素質はここでは断然のはずで、スピードで押し切れるとみた。相手は、08タマモダイジョッキと03ベルウッドブラボーの2頭を上位に評価。ここはシンプルに、◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】ダノンティンパニーはセンス十分。追い比べでケルンキングダムが肉薄。サウンドブライアンは状態がアップ。

2勝クラスの芝1400m戦。これは平均値でトップ◎ダノンティンパニー。同距離コースで104○ベルウッドブラボー。同102持つ▲タマモダイジョッキ。一発に☆ケルンキングダム、△テリーヌ。

休養効果で心身が充実してきた4ダノンティンパニーが優勢。決め脚は鋭く巧みに仕掛ければ勝機。○は3ベルウッドブラボーで終い勝負で好走は十分。