【約束のV】プロミストウォリアの快進撃は続く。8か月の休養を二度、1年2カ月の長期休養を余儀なくされたが、昨秋復帰後一気のV4。クラスが上がるたび、時計の精度と強度も上昇。

　東海Sは良馬場下・1分51秒2、おいでおいでをしながら二着を0秒4差に封じ込める楽勝だった。戦士にも時に休養は必要。リフレッシュ期間を設け、プール調教も取り入れ、さらに頑丈な体造りを目指してきた。

　59キロは、これからもずっと背負わなければならない荷物。今回でカタをつけておけば次走後が楽になる。二の筆頭はカフジオクタゴン。

　ダート馬の成長軌跡は芝馬に比べゆっくり。レパードS勝ちで3歳世代の立ち位置を確認、交流重賞で3着2回。マーチSは重め残り、中間攻めを強化。勝負どころの反応も伸びも大きく違ってくるハズ。

　サンライズホープは、見るからに大跳び。逃げるか追い込むか。極端な戦法になってしまうが、不良馬場の前走は体力云々以前に砂を被り闘志が萎えてしまった。

　乾けばみやこS勝ちの評価通りでいい。キングズソードは走るたびレース内容と精度がアップ。一線級に混じってどこまでやれるか。今回が試金石。

　好調ケイアイパープルの先行力。ヴァンヤールはOPでも崩れなくなった。

　アンタレスSは古馬のダート重賞の中ではかなり堅いほうなので、◎プロミストウォリアには逆らわない。相手として重視するのが○ケイアイパープル。このレースは地方側のダートグレードを走ってきた馬の好走が多い。

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【相手探し】初重賞チャレンジで早速結果を出した12プロミストウォリア。今回も逃げの手に出るが、同馬の力をみんなが認識している今、競りかけてくる馬はいない。11キングズソードはエンジン点火すればトップスピードは、ここでも最上位。9ヴァンヤールも決め手は秀逸。◎の2着争いには加わる。

※4/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　阪神ダート1800mで行われるGIII戦。舞台となる阪神ダート1800mは直線が坂になっているので、そこを乗り切れるパワーと持久力を持った子を中心視して買いたい。本命視しているのは、ロードブレスです。

　重賞戦で毎度安定して好走できている子。前走の東京大賞典ではダートの一戦級のメンバー相手に差のない競馬ができました。今回の相手関係なら地力に期待します。

※4/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　4連勝中のプロミストウォリアが中心となる。先団で構えて全く崩れない。ここ2戦は逃げ切りだったが、2、3番手からの追走でもOK。阪神コースも得意だ。サンライズホープの巻き返しにも期待。重賞2勝の猛者。忘れた頃にやってくるタイプ。キングズソードは連勝でオープン入り。2勝クラス勝ちの圧巻の走りが印象的だった。通用していい地力の持ち主。カフジオクタゴンもそろそろ復調していい頃合い。

※4/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　直近のパフォーマンスが最大のポイント。「前走の着順が4着以下だった馬」は2019年以降[0-0-0-37]とまったく上位に食い込めていません。さらに「前走の4コーナー通過順が6番手以下だった馬」は2019年以降[0-0-1-25]、「前走のコースがJRA、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以下だった馬」は2019年以降[0-0-1-31]と、それぞれ安定感を欠いています。

　また「前走の条件がハンデキャップ競走だった馬」も2019年以降[0-1-2-27]といまひとつ。マーチSなどを経由してきた馬は扱いに注意するべきでしょう。

　これらの条件を綺麗にクリアしているのは、ケイアイパープル・プロミストウォリアあたり。あとはヴァンヤールもそれなりに高く評価して良さそうです。

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　上半期の大一番である帝王賞に向けての出発点と位置づけられるレース。以前は京都の開幕週に行われていたが、12年にマイラーズCと入れ替わる形で阪神に移ってきた。直線に坂がある阪神に替わったことで、より底力が要求されるようになっている。

1.長い距離をこなすスタミナが問われる

　過去10回で、前走から距離短縮となる馬は[8-5-2-38]で複勝率28.3％、前走も1800mだった馬は[2-4-8-73]で複勝率16.1％なのに対し、前走から距離延長となる馬は[0-1-0-19]で複勝率5.0％。底力が問われる条件であるから、距離延長ローテは苦戦傾向。

2.前走の4角位置に注目

　過去10回の勝ち馬はいずれも、前走の4コーナーを4番手以内で回っていた。昨年の勝ち馬オメガパフューム、20年のウェスタールンドなど追い込みで勝つ馬もしばしば出ているレースではあるが、前走で終始後方に控えていた馬が台頭する余地は大きくない。

3.前走好走馬が強い

　過去10回で、前走1着だった馬は[6-4-1-24]で複勝率31.4％、前走2着馬は[1-4-3-10]で複勝率44.4％と好成績。また、前走3着馬は複勝率28.6％、前走4着馬は複勝率22.2％と悪くない。対して、前走5着以下は[1-0-4-78]で複勝率6.0％。

　ヴァンヤールは3走前に2100mの名古屋グランプリで2着、前走名古屋城Sで2着に好走しており、昨年までと比べると一段と成長している模様。ある程度位置を取る競馬も出来るようになっており、引き続き好走を期待したい。

　プロミストウォリアは東海Sの勝ちっぷりが上々で、すんなりなら大崩れはなさそう。ただ、逃げ馬なので展開次第で脆さが出る可能性はある。カフジオクタゴンはマーチSで5着だったが、馬場が合わなかっただけだろう。地力は上位で巻き返しに期待。

　サンライズホープは好走条件に合わないが、チャンピオンズC6着、東京大賞典4着があるように展開次第で浮上してきそう。以下、先行力上位のメイショウカズサ、同舞台で連勝中のキングズソード。

【順当決着】脚抜きのいい馬場が後押しする、12プロミストウォリアを本命に推す。久々になるが稽古での動きから態勢は整っているようで、条件適性の高さはピカイチ。59キロを背負うここでも、勝ち負けに持ち込めるはずだ。相手は、01カフジオクタゴンと07ケイアイパープルの2頭が上位評価組。堅く決まりそうなので、◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】キングズソードは伸び盛り。発馬五分でオセアダイナスティが前進。プロミストウォリアはスピードがある。

GIIIアンタレスS。ダート1800m戦。これは4連勝中の○プロミストウォリアが良いのだが、1戦ごとに斤量も上がっている。ただ前走同距離コース104出ている◎キングズソードも斤量変わらずならば勝負になる。次点に▲カフジオクタゴン。久々になるが平均値はトップの☆ロードブレスの一発。

4連勝中と勢いに乗る12プロミストウォリアを推す。阪神は3戦3勝とパーフェクトなら逃げ切れる。次位は9ヴァンヤールで末脚は堅実で好走は十分。▲は11キングズソードで上り調子にあり互角。