【仕切り直し】先週の葵Sは除外。造り直しというデリケートな作業を余儀なくされたが、アルーリングビューの素養を第一に置いた。アルーリングアクトを祖とする母系は、数多の短距離重賞馬を送り出してきた。

　本馬も高いスピード値で阪神マイルを圧勝、紅梅Sは3着に踏ん張った。ただ走るたびスプリンターの顔が表に出始め、エルフィンSは引っ掛かり5着。ならば距離を短縮、微妙にエキサイトしながらでも7Fを1分20秒8、上り33秒8でイン一気を決めた。冒頭にも記したように6Fに短縮は既定路線。スピードのみならず、一族はパワー型でも知られ、道悪もたぶん苦にしない。

　相手のグランテストも葵Sを除外。戦績は[2-1-0-0]、前走は稍重で上り3F・33秒9をマークした。

　スピードオブライトもマイルは善戦止まりだが、6Fは手堅く2戦2勝。

　ミルトクレイモーも6Fでレコ勝ちのある3歳馬。

　ブッシュガーデン、ドナウエレン、ナバロンなど古馬勢を2-3着に配置。

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【混戦模様】相手なりに堅実に結果を残してきている9ブッシュガーデン。速い上がりを使えるタイプでもあり、馬場不問は強み。12アルーリングビューは成長力あり。3歳馬の勢いを感じる。6グランテストはまだまだ伸びていきそうな魅力。

【波乱含み】非常に先行指向が強いメンバー構成で、開幕週とはいえ差し・追い込み勢が展開有利。外からいい脚で伸びてきそうな、14シルフィードレーヴを本命に推す。稽古での動きも上々で、連勝があって不思議ではないはず。相手は、09ブッシュガーデンと10ダンツイノーバの2頭が上位評価組である。◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】アルーリングビューは能力上位。力をつけているナバロン。ドナウエレンは反応がアップ。

2勝クラスの芝1200m戦。前走ダートから1頭。近走ではほぼ90台出ているメンバー。こうなるとやはりさらに上ありそうな3歳勢のほうを優先したくなる。同距離コース91◎グランテスト。相手に○ミルトクレイモーと▲スピードオブライト。一発に☆アルーリングビュー。

スピード能力は高い9ブッシュガーデンが優勢。惜敗続きだが先行策から抜け出せる。対抗は12アルーリングビューで決め脚は鋭く抜け出せる。