※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
オークス3着以内馬の出走は17年が最後。以前は
秋華賞につながる重要な
トライアルとして多くの有力馬の始動戦に選ばれていたが、近年は
紫苑S組が幅を利かせるようになってきたことや、春からの直行で挑む有力馬が増えてきたことで存在感がやや薄れつつある。
1.上がり馬に妙味
過去10回で、前走がGIだった馬は[7-2-3-47]で複勝率20.3%だが、複勝回収率は36%しかない。対して、前走2勝クラスだった馬は[0-2-4-25]で複勝率19.4%、複勝回収率は132%、前走1勝クラスだった馬は[3-4-3-39]で複勝率20.4%、複勝回収率127%。
2.大型馬は苦戦気味
過去10回で、馬体重が480kgを超えていた馬は[1-0-0-23]で、20年の勝ち馬
リアアメリアしか好走例がない。21年3番人気で11着に敗れた
クールキャットは524kg、17年1番人気で6着に敗れた
ファンディーナは526kg、2番人気で7着だった
モズカッチャンは482kg、16年2番人気で11着だった
ジュエラーは504kgと、人気どころでも大型だと苦戦傾向。
3.キャリア数に注目
過去10回でキャリア6戦以内の馬が9勝。対して、キャリア7戦以上だった馬は[1-3-8-67]。3着は良く出ているが、連対する馬はキャリア6戦以内の馬が多い。
ブライトジュエリーは3月に既走馬相手の未勝利でデビューし4馬身差圧勝。2走目の
フローラSでも3着に入っておりポテンシャルは重賞馬にも引けを取らない。直線の長い阪神は合いそうでここも勝ち負けを期待できるだろう。
ブレイディヴェーグは前走の1勝クラスの走りが抜群でスピードは上位の存在。ただ、新潟と東京しか経験がないため、これらより底力が要求される阪神だと同様のパフォーマンスが出せない可能性もある。
マスクトディーヴァは長く良い脚が使える馬で、前走の内容からも阪神は合う。重賞でも差はないだろう。
ラヴェルは
アルテミスSを勝っており実績上位だが、その後の走りが案外で強くは推せない。以下、輸送のない阪神はプラスの
ソーダズリング、春の休養で明らかに成長している
ラファドゥラ、1戦ごとに良化している
ココナッツブラウン。