【好采配】ソンシの戦歴がまたひとつアップ。サイアーラインはドバウィ、父は英1000ギニーなどG1・2勝。母系は日本では馴染み薄だが、ミスタープロスペクター、ガリレオ、おまけにダンシングブレーヴの名馬のクロスでいっぱい。体型はスプリンター、コンパクトな仕上がり早。初陣はスタートしてすぐ外目の3番手を確保、前半1000mは60秒3のスロー。直線逃げ馬との併せ馬になったが、2F標識までは馬なり。ラスト3Fを推定11秒7-11秒2-11秒2(34秒1)でまとめ、ソツなく初勝利を奪取。ラップにコレといった特徴はないが、1勝クラスならごく普通に勝ち負け。

　逆転があればデルシエロ。新馬勝ちはマイル、9Fの萩Sは4着に伸びあぐねた。ならば秋明菊賞は7Fに距離を短縮、1分21秒2・3着とくれば、現級突破が鮮明になった。割って入ればルクスノア。気の勝ったオルフェーヴルの娘、良馬場・ルメールJならご機嫌で勝ち負けにリード。モンシュマンは距離はどうかの試金石。ロゼフレア、レアリゼアンレーヴも、そろそろ正念場、大駆けあればエチャケナ。

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【上位拮抗】優等生の競馬で、初戦も好位からアッサリと抜け出した5ソンシ。まだまだ本気で追えば伸びて行きそうで、大物感が漂っている。2モンシュマンは前走の伸び脚を見ると距離延長で更に良さが出そう。7ロゼフレアは未勝利脱出に時間がかかったが、敗戦を繰り返して地力強化に努めてきた。

【展開有利】新馬勝ちを決めて以降も、安定して高いパフォーマンスを発揮している12デルシエロ。かなり先行指向が強いメンバーとなったことで、本馬の立ち回りの上手さや決め脚の鋭さが生きる展開となりそう。デキのよさも目立っている。相手は、07ロゼフレアと02モンシュマンの2頭を上位に。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ルクスノアは折り合って差し切る。しぶといデルシエロ。ソンシは立ち回りがうまい。

2歳1勝クラスの芝1400m戦。ここは平均値トップで前走同距離で100台出ている◎デルシエロを軸抜擢。相手に○ルクスノアと▲ソンシ。一発に☆ロゼフレア、△モンシュマン。この5頭が上位。あとは食い込める候補に△打っていく。

実戦を経験しての変わり身は大きい5ソンシが中心。自在な脚があり好機に仕掛ければ抜け出せる。○は13ルクスノアで重賞の好走経験からチャンスは十分。