【センスの塊】
ミリオンローズのセンスと速力第一。母は欧州4勝(G3・1勝)。長男
ダノンジャスティスは3勝、次女
サンテローズは4勝、
グアドループ2勝、
ミッキーハーモニー3勝。どんな種牡馬でもまんべんなく走る。
スワーヴリチャード産駒の本馬は、幼さを残す現状でも南Wで1F・10秒9を馬なりで計測。新馬戦は1000m通過・62秒7のスローにも好位の内で我慢が利き、上がり3F・推定11秒7-10秒9-10秒8(33秒4)という超速ラップで後続を封印。函館のWで二週にわたり状態など感触も確かめた。
強敵は
ニタモノドウシ。初陣は出遅れ、道中は後方、ペースはスロー。小回り福島の6Fでは絶望的とも思える序盤だったが、直線並ぶ間もなく上がり33秒6で直一気。瞬発力もあるが
パワーも兼備、洋芝の1500mでさらなるパフォーマンスを期待したくなる。
ソロモンは純粋な芝馬かというと若干疑問も残る。ただ前走当コースで初勝利は手にした。まだ走りに遊びや体力にオツリがあり時計短縮も可能。完成度の高さなら道営の
ウィルオレオールと
エイシンマジョリカ。
ヴーレヴーも2-3着なら。