11R

札幌2歳S

15:25発走 / 芝1800m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:重
2回 札幌 7日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 12頭
本賞金:3100,1200,780,470,310万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

8

11

12

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

3

相手

1

8

11

12

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

11

相手

1

3

8

12

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【大器早々】マジックサンズは血統図に相応しいスケールの持ち主。祖母は函館2歳S優勝・阪神JF2着、そして半姉コナコースト桜花賞2着。父がキタサンブラックからキズナにかわり、胸の厚みや臀部はひと回り大きくなり、筋肉も意思もギュッと詰まった緊張感ある黒鹿毛牡馬へと変化。初陣はスタートでヨレ気味、前半1000m・65秒4のスローに気負い気味となったが、馬込みに入ると落ち着き、3角手前ではひと呼吸入れる余力あり。12秒2-11秒8-11秒6(3Fは35秒6)というレースラップを、自身35秒3でズイとひと捻り。流れは緩く開催末期の水分をいっぱい含んだ芝だけに走破タイムは1分54秒0止まりだったが、脚に絡みつく重い洋芝で終い2Fを11秒台で加速しながら余力残しでゴールイン。リズム向上や上積み、パワーの在処と才能が芝5F・63秒7という調教タイムからも読み取れる。父はキズナ、台風馬場もドンと来い。

 マテンロウサンの母は京都牝馬SターコイズSを連覇した切れ者マイラー。新馬戦は前半1000m通過は60秒6、スタートの1F以外はすべて12秒3以内という、まさに札幌2歳Sレベルのタフなミドルペースを踏み、レースの上がりを1秒2上回る35秒2と強靭な末脚を繰り出し、二着を4馬身差にチギり捨てた。中二週というハードローテになるが、主戦の横山和Jが常に跨りダート5Fを二本、最終追い切りの芝5Fは64秒5を馬なり。敏感さは残すものの心身のケアはしっかりできている。

 ちなみに1分49秒3という走破タイムは、同日のコスモス賞を勝ったアスクシュタインと0秒1差。こちらは同じ札幌の9Fでも1000m通過は62秒3のスロー。淡々とした逃げに持ち込みラスト4F目から11秒9に一段ギアを上げ、続く3Fは11秒8-11秒5-11秒7(35秒0)。残り1Fは、ほぼ持ったまま。2着には7馬身差の独走。まともに追っていたら1分48秒台半ばになったか。完成度と体力はメンバー中随一、V3も十分ありえる。

 ファイアンクランツは重馬場の札幌9F新馬を、ソツなく好位3番手につけ4角先頭、上がり3F・推定12秒0-11秒7-11秒1(34秒8)という快ラップをマーク。随所に幼さが散見されるが、健やかさと高い才能が入り交じった好素材。

 モンドデラモーレは力に紛れのない東京9Fを稍重条件下・上がり33秒5で突破。予後の調教の動きや上昇度が目を引く。若干荒っぽさはあるが、アルマヴェローチェの逃げ残り注。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連フォーメーション
1着

2

2着

1

3

8

11

相手
4通り 各2500円

須田鷹雄の見解

 札幌ということで洋芝適性を意識する人も多いが、過去10年のうち前走東京組が[2-1-0-3]、中京と阪神からも各2頭の参戦馬のうち1頭が3着に入っている。ジオグリフが東京芝1800mの新馬を上がり最速で勝ってきたことを考えると、馬場適性より能力の絶対値のほうが大切という気はする。

 前走新馬勝ち馬にしても、過去10年の該当70頭のうち、前走1?3番人気馬が[5-3-6-34]で複勝率29.2%に対し、前走4番人気以下は[0-2-1-19]で複勝率13.6%。しかも2、3着馬計3頭のうち2頭は前走4番人気だ。

 デビュー前から素質を評価されていたような馬を買うべしということで、◎マジックサンズ。今年は東京組が人気薄で勝ってきた馬ばかりで、前走1番人気で勝ってきたのはこの馬だけ。前走新馬戦で2番人気1着だった2頭とコスモス賞勝ちの○、あと個人的に素質を評価している△ファイアンクランツを相手に馬連で。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

7

8

11

12通り 各400円

3連単BOX

6

7

8

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

2

3

10

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

2

相手

1

3

10

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

3

相手

1

2

10

11

12

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦模様】4コーナーでの手応え抜群で、着差以上に新馬戦は強い競馬だった8ファイアンクランツ。操縦性も高く、仕掛けたら一気に加速。2マジックサンズは前走外からコーナーを使って一気に加速。器用さも兼ね備えている。3マテンロウサンはタフな馬場になっても歓迎のタイプ。雨が残れば浮上。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
2マジックサンズ(3人気)

鈴木麻優の見解

※8/25時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 札幌芝1800mで行われる2歳馬限定のGIII戦。本命視しているのは、マジックサンズです。新馬戦では、スタートしてから馬ごみに揉まれましたが道中しっかり我慢が利いて終いは最速の脚で差しきりました。一番評価したのは追い切りの動きで、併せ馬を積極的に消化して好タイムをマーク。大型馬で使われての上積みが大きそうなので楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※8/25時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ファイアンクランツはデビュー戦のパドックで少々チャカついていたが、レースでは落ち着いて先団から抜け出した。センスを感じる走りで重賞級。キングスコールは道中で動く味のある競馬で完勝。時計も速かった。アスクシュタインは逃げられなかった時が鍵だが能力はなかなか。マテンロウサンも奥がありそう。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※8/25時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 芝1600mや芝1800mのレースを完勝してきた馬が中心。「“JRAの、芝の、1500m超2000m未満のレース”において“着順が1着、かつ2位入線馬とのタイム差が0.2秒以上”となった経験のない馬」は2018年以降[0-3-1-36]と勝ち切れていません。

 また「生月が4月以降の馬」は2018年以降[2-0-0-23]で、3着内率が8.0%どまり。比較的早い時期に生まれた馬を重視するべきでしょう。

 今年のメンバー構成なら、キングスコールファイアンクランツマジックサンズマテンロウサンあたりが楽しみです。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 JRAにおいて2歳世代最初の中距離重賞。12年に施行時期が繰り上げられて以降、一時期は有力どころの参戦が少なくなりつつあったが、近年は20年のソダシユーバーレーベン、21年のジオグリフなどのクラシックホースが出ていて一昨年の勝ち馬ドゥーラオークスで3着と出世レースの様相を取り戻している。

1.頭妙味は未勝利勝ちの馬

 過去10回で、前走が新馬戦だった馬は[5-5-7-55]、未勝利戦だった馬は[4-2-0-22]。勝ち数は新馬戦の方が多いが、勝率では未勝利戦の方が高く、単勝回収率も245%と妙味がある。

2.前走人気に注目

 過去10回で、前走4番人気以下から3着以内に好走したのは5頭だけ。前走人気していた馬が中心になるレースで、中でも前走1番人気だった馬は[6-4-4-25]で複勝率35.9%。回収率も単複共に100%を超えている。

3.乗り替わりは勝ち切れない

 過去10回で、前走と同騎手だった馬は[10-7-7-58]であるのに対し、前走から乗り替わりとなる馬は[0-3-3-40]と勝ち切れていない。

 今回のメンバーを見渡してみると、前走が1番人気で勝った馬がマジックサンズしかいない。騎手も前走から引き続き佐々木大輔騎手で盤石。ここは無傷連勝で秋につなげるだろう。

 キングスコールは気性の幼さはあるが、レースではそんなそぶりを見せない強い勝ち方。前走の新馬戦を圧勝してここへ臨む。ドゥラメンテ産駒の大物誕生なるか。

 その他、コスモス賞を圧勝したアスクシュタイン、同条件の新馬戦を圧勝したマテンロウサン、未勝利戦を快勝して連闘で臨むローレルオーブ、新馬戦を逃げ切ったアルマヴェローチェ、重馬場の新馬戦を勝ったファイアンクランツなども好走の圏内。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

8

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

11

相手

1

2

8

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

8

相手

1

2

9

11

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GIII札幌2歳S。芝1800m戦。2戦目で同距離コース80出ている○アスクシュタインも良いが、初戦77勝ち◎マテンロウサンを狙ってみたい。次点に同76▲ファイアンクランツ。一発に☆マジックサンズ、△アルマヴェローチェ

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

3

7

8

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

8

相手

1

2

3

7

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

12

相手

1

2

3

7

8

30通り 各100円

田沼亨の見解

コスモス賞を楽勝した11アスクシュタインが主力。スピード能力は高く押し切りは可能。次位は8ファイアンクランツで晴雨兼用の脚があり素質は高い。▲は12モンドデラモーレで気性は前向きで実戦タイプ。

厳選予想 ウマい馬券