【上昇一途】レッドアヴァンティのSTV杯の追い込み鮮やか。6Fは2戦2勝、1勝めは逃げ切りだったが、脚をタメてみたらどうなるのか。武豊騎手もお試しの感じで前走は終い勝負をチョイス、結果は洋芝で上がり33秒9を繰り出して一気差し。函館の短い直線でもゴボウ抜きが決まった。前半の流れが緩いぶん、時計は1分8秒8止まりだったが、ポジショニングをもうひとつ前へ。正攻法の中団差しなら記録もすぐに縮まる。

　第一本線はミッキーハーモニーとの追い比べ。中央場所は輸送でテンションが上がりやすく、不器用ゆえ小さな不利を被ることが多いが、滞在なら心身も晴れやか。伸びもきっとスムーズになる。順調さならUHB杯3着のドーバーホーク。そして同2着のエイシンエイト。エイシンフェンサーは函館は[1-0-1-0]。アルーリングビュー、クリダーム以下、連下はチョイ荒れ。

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【高配狙い】札幌で2勝を挙げている10ドーバーホークが前走初めての函館で3着。やはり洋芝は走る。6クリダームは古馬になって成績が安定。時計のかかる馬場も歓迎のタイプ。7エイシンエイトはレースセンスがあり混戦で浮上。

3勝クラスの芝1200m戦。3歳勢はいないメンバー。同距離コースでは90台レベル。しかし同距離では100台出る馬もいる混戦となっている。軸選びから難しい。まあ同距離コース実績から◎エイシンエイト。相手に○ドーバーホーク。ただどれも僅差。以下▲レッドアヴァンティ、☆ナリタローゼなど。

休養効果で中身が充実してきた15エイシンフェンサーが主力。小回り向きの先行力があり函館は実績がある。次位は10レッドアヴァンティで格上げでも互角。▲は9ミッキーハーモニーで他力本願だが能力は互角。