【オルフェ一族です】オールナットの前走鮮やか。大寒桜賞2着で長距離適性の在処をチラリと示してはいたが、函館入りし2600mに距離を延長。1000m通過・59秒9という長丁場では異例のHペースで前半は進んだが、終始好位で構え2000mを2分1秒8で通過。上がり3Fもメンバー中第二位の上がりで、2着以下を3馬身半差に振り切る完璧なレース運びは花5つの満点競馬。なるほど、姉はジャパンCで牡馬を蹴散らしたショウナンパンドラ、血筋はステイゴールド一族。夏の北海道の2600mを連勝するようなら、当然菊花賞にも期待が高まる。

　第一本線はアドマイヤサジー。中山2500mを2・3着、リフレッシュ期間を挟み函館に照準を絞ってきた。三番手はカナオールウェイズ。二走前の小倉戦の時計は上質、まだ強くなる。現級のローカル2600mの安定株シリアルノヴェル。ノーブルクライ、ウェイビーも連下小差。

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【上位拮抗】軽く仕掛けただけで後続を突き放した2オールナット。ここも能力と勢いで突破。7ヴェルミセルはスタート不安定も、頭数もほどほどなら焦らずレースの流れに乗ることができるはず。9シリアルノヴェルは包まれずに競馬できれば力を出し切れる。

2勝クラスの芝2600m戦。これは前走同距離コースで98出している3歳◎オールナット軸抜擢。斤量アップも1キロならば。相手には前走同距離99○シリアルノヴェル。平均値トップ▲アドマイヤサジー。一発☆カナオールウェイズ。

長丁場は適性が高い2オールナットを推す。洋芝適性は高く格上げでもチャンスはある。対抗は9シリアルノヴェルで好位で運べれば逆転は可能。