【時計価値を再考】
メリタテスが力の逃げで封じ込める。函館一週目、ハイペースを自ら演出し、時計は1分44秒2、後続に0秒4差の鮮やかな逃げ切り勝ちを決めた。檜山特別は56kgに増量、マークも厳しくハナを切れず。昇級の流れに苦戦したが、最後もうひと脚使い0秒1差の4着に盛り返してきた。
菱田裕二騎手も連続騎乗、スンナリ先手にこしたことはないが、ポジショニングもきっと工夫してくる。
ビーアイオラクルは、7-9Fまで器用にこなすタイプ。1700ダートも、前走の勝ち馬は別格として、1分44秒9・2着でしっかりと適性を把握。滞在競馬にしては少し間隔はあいたが、直前追い切りは
横山武史騎手が跨り6F・67秒7という滑らかな調教ができた。
アセレラシオンは昨年の札幌で新馬勝ち、一年経って函館1700ダートを1分45秒1でアッサリ。もう一丁いけそうだ。
スズカマジェスタは今回が函館三戦目、勝負どころ。時計1秒短縮が課題になるが、3歳馬
テンクウジョーのポテンシャル。上がり調子の
レッドラグラス、
コパノアントニオも不気味。