【資質上位】ディマイザキッドが力の差を見せつける。春は共同通信杯4着、続く山吹賞3着。プリンシパルS10着でクラシックは力尽きたが、ひと夏をリフレッシュにあて、9月末には美浦トレセンへ。5F追いをみしみしと重ね一週毎に反応は鋭くなってきた。一連の調教数値はオープン馬に近いソレ。ストレスが排除されればスタートも五分に出るだろう。

　マイネルモメンタムは、札幌シリーズは何故かずっと重め。チグハグな内容で結果を残せなかったが、勝ち上がりは当コースの10F。ここ目標に調教度合いも強化してきた。ファインラインの前走時計・2分0秒3はかなり良質。ひと息入ったが坂路で好タイムが出ている。先行策を心掛ければ10Fでもエラン。

　クインズスピカはコース形態の似た平坦小倉9Fに良績あり。サルヴィアーノは未勝利時代東京10Fを1分59秒8で3着、札幌10F勝ち。まだ底を見せていない。

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【波乱含み】気ムラな面があるだけに包まれない大外枠で変わり身が期待できる14コスモアバンサ。7ディマイザキッドは休み明けになるが春の実績は、このクラスでは大威張り。2エランはしっかり立て直して再出発。当然能力は足りる。

1勝クラスの芝2000m戦。前走ダートから1頭。平均値ではほぼ80台のメンバー。前走値も80台が多い。ここも混戦である。前走同距離コースでは85▲ジェロニモスが基準。しかしこれは抜けて良い数字でもない。ただほかにいい数字あるわけでもない。狙うならば◎マイネルモメンタムか。相手に○エラン。一発に☆ディマイザキッド、△キュクヌスなど。

休養効果で中身が充実した7ディマイザキッドが主力。展開に注文はつくが能力で補える。○は8クインズスピカで地力がアップした現状なら互角。