【再飛翔】
トラマンダーレが再び上昇モードに入った。ダートマイルを試したりもしたが、芝戦績は[2-4-0-1]。前走は自己最高の510kgにビルドアップ、出遅れのロスと1000m通過・61秒4の緩ペースにも落ち着いて対応。加速態勢が整うのを待ち、ラスト3F・11秒3-11秒1-11秒4(33秒8)というレースラップを、自身33秒1・上がり1Fを推定11秒0で0秒3差に突き抜けた。良績は左回りの芝に集中、マイルは[1-2-0-0]。坂路・ウッドコース追いを交え、昇級に備え内容の濃い調教メニューを消化してきた。
強敵は3歳馬
ルージュスエルテの瞬発力。7Fで2勝、GIII・クイーンCは発馬で立ち遅れ、加えてスロー。腹を括ってシンガリから直線勝負に徹するほかなかったが、メンバー中第二位の上がり33秒5で3着に差し込んできた。ニュージーランドTは、稍重という表示以上に湿った芝に泣き切れを削がれたが、夏は牝馬ともいう。前日入厩・良馬場の左回りの新潟でレース風景一変。
スイープアワーズは
スイープトウショウの娘。現級突破にジリジリながら、前回時計は1分33秒0・上がりは33秒5。母同様、4歳夏すぎてひと化けがあるかもしれない。レース運びはやや粗目だが、辛抱強く追えば
サトノスカイターフの差し込み。
ケイデンシーマークも平坦替わりでワンプッシュ。
カズミクラーシュ、
アンリーロード以下、連下は丁寧に。