【資質通りなら】
トロヴァトーレが、また一歩前進。中山10Fの新馬をデビュー勝ち、続く
葉牡丹賞を連勝。世界のビュイックJをして「
日本ダービー云々」というコメントも出てきた好素材。ただ心身ともにアン
バランス、
弥生賞は勝負どころでリズムを崩し6着、
青葉賞はガス欠…。折り合い等も確かめる意味でマイルから再出発を期したが、芦ノ湖特別の前半1000mは57秒5のミドルペースを踏み、11秒5-11秒7-11秒8(3Fは35秒0)というレースラップを、34秒2の加速ラップで1分32秒5という好タイムに仕立てた。「1F延長もOK、重賞をとれるかも」――ルメールJからも高評価を得たようです。
トーセンリョウは5歳にして[3-3-0-3]。ようやく馬体が完成の域に達し、前走の府中市70周年記念は9F通過1分46秒5、上がり3Fは33秒1、1F・推定11秒0の快ラップで1分58秒0で走破(2着)。新潟の9Fと川田Jとの組み合わせは、きっと絵になる(たぶん)。
ケイアイセナは当コースに1分44秒3・2着歴があり、強烈な逃げ馬から追い込み型へとモデル
チェンジに成功しつつある。その完成が遅れるようなら、間隙を突いて
ウインスノーライト、
ウインエーデル。
ディオスバリエンテは現地競馬に新味あり。