【前途洋々】
ドゥラレジリエントが鋭伸。ローカルの1700mや1800mにも良績を残してきたが、左回りの東京マイルは二走前の
キングカメハメハCは1分35秒3・上がり36秒0で2着。続く
ディープインパクトCは、全体時計こそ1分35秒6と少し数値を落としたものの、上がりは逆に34秒8に速度アップ。二戦ともに時計数値は5-6月期の東京開催のオープン特別とほぼ同格だった。新潟9Fは東京マイルの1F延長線上にあり、前走はある程度前目のポジションが取れた。ダート戦績は[4-3-0-1]、まだ底を見せていない。一週前の札幌ダートの6F・63秒1という高速タイムに続き、直前は函館Wにところをかえ67秒3-37秒2-12秒6という破格の数値を連発。心身の
バランスが取れた今なら、北海道から新潟入りという輸送もクリア可能。
対抗の
クールミラボーもダート戦績は[4-3-1-3]。2100ダートからの距離短縮が課題となるが、前走のスレイプニルSは好位追走、9F通過は1分50秒9とラップは高速。先行有利の新潟コース対応も
ルメール騎手の頭には入っている。
ルクスフロンティアも戦績は[4-3-2-2]、新潟コースは1分50秒9の3着歴も含め[1-0-1-0]。3か月振りの実戦となるが先週の栗東CW7F・96秒5というハード調教効果で息も整った。
ヴァンヤールは一昨年の
BSN賞が4着、去年は3着。
プロキオンSをひと叩き、変わり身も十分。
ゲンパチルシファーも
プロキオンSは久々、しかし上がり36秒7は最速。プール併用など仕上げには気を遣うが、中間珍しく順調に坂路調教をこなせた。
ブレイクフォースはオープン二度目、ハンデは55kg。新潟にも勝ち星があり、ツボにハマれば一発が期待できる。