【確勝を期す】3歳馬
ベンサレムが型通り続伸。加速がつくまでひと手間要し、スタートやポジショニングなど焦ることなく教え込んできたが、二走前の2200mは意識してハナへ。1000m通過・62秒2のスローに落とし、上がり2Fを11秒5-11秒8でパンチアウト。長丁場適性と
パワーを結果で示した。稲城特別は初の古馬相手、二番手で絵にかいたようなスロー。時計は2分26秒1止まり、クビ差2着に惜敗したけれど、上がり3Fのレースラップは11秒6-10秒9-11秒3(33秒8)、自身のソレは33秒4。数字上でも使える脚が確実に長くなっていることを示した。まだビッシリと攻めきってはいないものの状態は着実にアップ、平坦替わりもプラス。
バードウォッチャーは、本命と同時期に東京2400mを2分25秒5で4着。母は
アパパネ、稽古内容などを見ると、ひと夏の変わり身を期待していい。
ルージュサリナスは
キタサンブラックの娘。マイルで新馬勝ちを決めたが前走10Fに延ばし上がり33秒7で3着。調教内容を一段アップ、2200mのスタミナ勝負に備えてきた。内回りなら
ダノンクロムの逃げ粘り。
アレナリアの流れ込み。この組み合わせなら未勝利馬
ウェイトゥザドーン、
サンセットビーチも連下圏。