【敵は自身の脚元】
ダノンギャラクシーの資質断然。母系には
トゥザヴィクトリーの名が連なり、半姉
デニムアンドルビーはGII2勝、
ジャパンC・
宝塚記念を2着した名族。脚元を気遣いキャリアは5歳にしてわずか[3-1-0-0]。
調教は坂路主体、出走コースは広い東京という条件つきながら、前走時計2分22秒8はGI・JCと約1秒差。内にモタれながらでも後続を7馬身差に突き放した。調教では依然コース追いはできていないが、坂路系の本数と負荷は前回以上。斤量57キロはラッキー、3勝クラスはまだ見降ろしでいい。
まともなら相手は
キングズレイン。
ホープフルS3着、
セントライト記念5着など、世代クラシック戦線にも挑んだ4歳馬。前走の
ステイヤーズSはパドックの気配はほぼ満点。しかし残り2F標識あたりから手一杯。3600mは単に距離が長かった。中間南Wで6F追いを3本、自己条件の東京2400mなら巻き返しは当然だろう。
三番手は立て直しをはかった
シュトルーヴェ。
日本海Sはスタートで躓き流れに乗れなかったが、一から馬体と精神面を見直し。冬場は
テンションが上がりにくく良績も集中。
レッドヴェロシティは現級の長丁場で大きく崩れたことがなく叩き三戦。ジワリと体調も一段上がっている。
タフな流れの差し比べになれば
エンドウノハナ。
エクセレントタイム、
ダノンレガーロの差し込み注。