【次々と4歳世代台頭】中心は4歳馬
オーサムリザルト。若々しさあふれる、中長距離ダートシーンの次代を担うリーダー候補に白羽の矢。
心身ともに幼く、2歳時はわずか一戦のみ。3歳時も慎重に約2-3か月と間隔をあけレース番組を組んできたが、デビュー二戦目の阪神9Fで早くも古馬3勝クラスに匹敵する好記録を叩き出し、資質の片鱗は示していた。
前回の晩秋Sは脚抜きのいいコンディションとはいえ、9Fを1分50秒9という高速タイムで通過し、上り3Fを12秒台前半のラップで走り、しかもゴール板が近づくにつれ漸次加速。輸送も左回りも距離延長も一気にクリアしてみせた。中間の坂路およびCWの追い切り数値の伸び率も目を見張る。無敗のV5が濃厚と見た。
対抗はハピ、力量をはかる上ではもってこいの実力馬。重賞タイトルこそ手にしていないが、GIチャンピオンズC3着をはじめ、2?3着多数。勝負どころでスパリと動けないウィークポイントはあるが、反面最後まであきらめず必ずG前盛り返してくる。珍しく想定通りのローテーションが組め、調教の動きも前走以上。
一角崩しがあれば
テーオーリカード。4歳にしては着外も多いが、京都コースに限れば[2-1-0-0]。古馬オープン初対決となった前走の
カノープスSは、1分57秒6というHレベルの時計で駈け0秒1差の2着に粘り込んだ。
同じ4歳
アスクドゥラメンテの変わり身にも注目。
みやこSは枠は1番、砂を被り初の一線級相手に闘志が萎えてしまったが、3勝の内容と記録を見ると近いうちにこちらもオープン奪取が狙える。
ゼットリアンは昇級二戦目、
観月橋Sを圧勝した京都1900ダートに舞台は戻る。連穴は
ヒロイックテイルの粘り込み。