【上位拮抗】バロンドールは重賞挑戦の前走でタイム差なしの3着。ダートでは崩れなく引き続き動きも力強く好勝負は必至。アンクエンチャブルは休み明けを叩かれ力強さ増しており連続騎乗も心強く勝機あり。チカッパも脚力は上位で折り合って運べれば距離延長でも。ワイワイレジェンドも力をつけておりここでも。ホルトバージもダート2走目で力発揮が見込め、ラムジェットやロジアデレードなども差はない。

【学習】バロンドールのパワーとキャリアを重視。父はニューイヤーズデイ、冬場のダートシーンを迎え種牡馬として本領を発揮してきた。馬格は520kg超、横山典Jが丁寧に競馬を教え込んできたが、京都9Fを後続に1秒差をつけまず未勝利を突破。12月末の1勝クラスは乾燥馬場の下、1000m通過・63秒1のミドルペースを踏み、上がり3Fは12秒台のラップで漸次加速、残り1Fではもう先頭の完勝を決めた。2歳暮れにして、1分54秒5も古馬1勝クラスと五分以上の数値だった。ブルーバードCはタイトな船橋のスパイラルコース、そして左回り。3頭が叩き合う激戦をクビ・ハナ差の3着に好走、東京1600m対応の操縦性と速力はある程度見えた。前走後の追い切り本数は6本、仕上がりも絶好。

　第一本線はアンクエンチャブル。東京マイルは[1-1-1-0]、カトレアS・1分37秒7・上がり36秒3でオープン級の資質を証明。最終追い切りも切れと加速は抜群。ただ、ルメールJを以てしても勝負どころで少し脚を突っ張る。ワンテンポ加速がずれるようならホルトバージがG前浮上。前走時計は古馬1勝クラスとほぼ互角、父はキンシャサノキセキ、距離短縮も加点になるかもしれない。若干間隔はあいたが、ロジアデレードの東京3戦は対抗の記録に準ずる。ワイワイレジェンドの機動力、チカッパを2-3着に配置。

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【混戦】11アンクエンチャブルは昇級後の差し脚が堅実で、ここでも首位争いが狙えそう。1ラムジェットも差し脚堅実で、距離延長でも善戦以上が期待できる。6ロジアデレードは前走圧勝のスピードを再現できれば連勝が視野に入りそう。2バロンドールは距離短縮がプラスになりそうで上位食い込みに警戒しておく。4チカッパは距離延長が微妙でも相手なりに動けそうで連下にマーク。先行力がある9ワイワイレジェンドを連下の穴として挙げておく。

【小波乱】ホルトバージは条件が合う。コースが変わりバロンドールが前進。ワイワイレジェンドは堅実。

3歳リステッドのダート1600m戦。ここもルメール鞍上◎アンクエンチャブル。本日はルメール鞍上馬がずっと数字良い。相手には同96○バナマンテソーロ。次いで前走98▲ワイワイレジェンド。一発に☆ホルトバージ。

叩いての変わり身が見込める11アンクエンチャブルが主力。長くいい脚が使えるので東京向き。ここは勝機。○は1ラムジェットで格上げだが能力は高く距離延長は歓迎。