2日に行われたジャパンダートクラシックにおけるJRA勢の出走枠は7頭。うち6頭をオープン馬(収得賞金1600万円超)が占めた。条件馬でゲートインは
ポッドロゴ(収得賞金1500万円)1頭のみ。3世代における頂上決戦に駒を進められなかった同世代たちは各々のフィールド(=自己条件)で結果を残して次のステージ(=オープン)を目指さねばならない。
先週日曜中京の
白川郷S(3勝クラス・ダート1800メートル)では2着
ハビレ(羽田盃4着)、3着
ジーサイクロン(GIII
レパードS7着)とオープン経験がある3歳馬が好走。ならば当レースも3歳馬で唯一のオープン経験がある◎
ジョージテソーロが主軸となる。初の海外遠征となったG2・UAEダービーこそ10着に終わったが3月の
昇竜S(中京ダート1400メートル)をハナ差2着好走。勝ち馬
チカッパは以降が兵庫チャンピオンシップ2着→
北海道スプリントC1着と重賞で連続好走だから、こちらも条件戦レベルでは能力上位と判断できる。もともと左回りに良績が多いうえ、前走・
天の川S(福島ダート1700メートル)は距離延長に対応し古馬を撃破。ならば東京ダート1600メートルの舞台に不安はない。