【折り返し】昇級、京都替わりでも、6Fならスターターン。ダート戦績は[3-3-0-1]ときれい。7FでもHレベルの戦いができていたが、中京6Fを快勝、続戦は1分10秒7・上がり35秒5に記録を更新。右回りの京都ダートは[1-2-0-0]、6Fならコース替わりでも大崩れは考えにくい。強敵はエコロガイア。初風S・1分11秒4の2着で、改めてスピード値と6F適性を確認。モツれた展開になれば、シュタルケJ駆るジュストコルがG前急浮上。連れてアルムラトゥールとミレヴィーナス。一転前残りの流れならダイリュウホマレ。連穴はジェットエンブレム。

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【順当】休み明けの前走でも無難な競馬で2着にまとめた11エコロガイア。6ハロン戦なら安定。7スターターンもダート6ハロン戦では2勝2着1回。大物に育っていく。10ミレヴィーナスは末脚勝負だが強豪3歳馬の牙城を崩すには、強烈なキャラクターが必要。一角崩し。

　短距離界の“二刀流”といえばレッドファルクス。オープン初勝利はダート1400メートルの欅S(16年)だったが、16-17年のGIスプリンターズSを連覇と頂点を極めた舞台は芝だった。その母ベルモットの1歳年長の全姉がスティンガーとなる。デビューから1か月も経たずにGI制覇(98年=阪神3歳牝馬S)を達成した早熟の天才は繁殖馬としても、そのスピードを子孫に伝えている。

　◎スターターンはそのスティンガーの曾孫となる。父グレーターロンドンはマイラー色が強いが母の父スニッツェルの影響を受けて主戦場は1200メートルに。そしてレッドファルクスの3歳時がそうであったように、現時点での主戦場はダートとなっている。2勝クラスV(中京ダート1200メートル)の前走では1勝クラス時にマークした時計を0秒9も短縮する1分10秒7(良)を計時して2馬身半差の完勝。同じく良馬場だった翌日3勝クラス・浜松Sが1分10秒9の決着だから速力はオープン級の見立ても成り立つ。将来的に先達に倣って芝での活躍も期待できるが、まずは現状の適鞍でしっかり3連勝を飾ってオープン入りを果たす。

【上昇気流】現在2連勝中と、勢いに乗る07スターターン。ここは先行指向が強めのメンバー構成で、展開利も見込める一戦となった。条件適性の高さやデキのよさも目立っており、これならば人気に応えられるはず。ここから、相手は11エコロガイアと03コパノハンプトンの2頭を上位に評価する。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】スターターンはレース巧者。コパノハンプトンは仕上がり良好。ブルーシンフォニーはダートで浮上する。

3勝クラスのダート1200m戦。前走芝から1頭。これは3歳で平均値トップ◎スターターン軸。前走も同距離103出ている。前走値100○エコロガイア。同値で▲ミレヴィーナス。あとは似た数字からどれが浮上するか。一発には☆ジュストコル。

連勝中と上り調子の7スターターンを推す。末脚は威力があり抜け出せる。対抗は11エコロガイアで短距離は堅実で好走は十分。