【精度向上】
ベンヌの資質と速力断然。母の兄は芝・ダート両刀使いの
ノウレッジ(
新潟2歳S2着)。兄姉に地方1・3勝馬2頭、JRA3勝馬が2頭。調教は坂路主体、時折上がりに13秒台を要し、稽古からはなかなか能力は抽出し辛かったが、血統図から見てダート7Fはベスト条件。初陣のサイズは506kg。馬っ気を出していたりしたが、好スタートを決め1000m通過・60秒2というHペースを自分のリズムでスイスイ。上がり3Fは12秒7-11秒8-12秒4(36秒9)。勝負どころで勝手に加速、そして終いも緩まず。蓋を開けたら2着に8馬身差の大楽勝。1分24秒4は優に古馬2勝級に匹敵する好内容だった。中間一本コース追いができ、心身の造りもさらにアップ。
二の筆頭は
ポールセン。10月の新潟デビュー、1分11秒8という記録は同日の古馬1勝クラスより0秒2速く、しかも2着には1秒の大差。上がりは35秒5,1F延長もすいすい。割って入れば
ルークススペイ。距離を7Fに延ばし、こちらも古馬2勝クラスに迫る1分23秒6で一気逃げ。3戦のキャリアは却って強みにもなり、鞍上にはムーアJを指名。
ユウトザユウトは迫力満点に評判馬を0秒7差に一蹴。
ルイステソーロ、
プロミストジーンの上積みにも注目。