※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
JRAのダート路線は
フェブラリーSでひと区切り。それ以来最初のJRAダート重賞がこの
マーチSとなる。過去の勝ち馬には
テスタマッタ、
エスポワールシチーというチャンピオン級の名前も見られるが、大抵の年ではビッグネーム不在で混戦模様になる。
1.大型馬が狙い
馬体重が500kgを以上の馬は、過去10回で[7-7-5-67]で、単勝回収率128%、複勝回収率も99%。これが499kg以下だと[3-3-6-61]で単勝回収率23%、複勝回収率は58%となり、大型馬に妙味がある。
2.ベテランに妙味
過去10回で、4歳馬は複勝率13.3%で複勝回収率は28%しかない。対して、5歳馬は複勝率25.0%で複勝回収率99%、6歳馬は複勝率24.5%で複勝回収率103%。7歳馬ですら複勝率17.9%、複勝回収率85%と4歳馬の成績を上回っていて、5歳馬以上のベテランを狙いたい。
3.先行馬を狙うのが
セオリー
タフなレースになるとはいえ小回りコースであるので、先行出来る馬を狙うのが
セオリー。過去10回で、4角5番手以内だった馬は[7-8-4-40]で複勝率32.2%、複勝回収率136%なのに対し、4角7番手以下の馬は[3-2-6-86]で複勝率11.3%、複勝回収率45%。
ダイシンピスケスが中心。2勝クラスから前走の
仁川Sまで現在3連勝中。前走時馬体重が514キロと馬格があり、前走でも2番手から4角先頭で押し切る内容。6歳馬でキャリアも豊富と、好走条件を完全に満たしている。ここも連勝まで十分。
ウェルカムニュースは前走の
仁川Sで
ダイシンピスケスと接戦を演じたように力を付けている。3走前にオープン勝ちがあり、このメンバーが相手でも引けをとらない。好位で運べるのもここでは強調材料だ。
その他、前走・佐賀記念で2着と復調気配の
キリンジ、前走で同コースの
ポルックスSを勝った
ヴァルツァーシャル、4歳馬だが先行力が魅力の
ミトノオー、前走で同コースの
総武S勝ちと勢いがある
ゴールドハイアーあたりも好走圏内。