【混戦】カンザシは転厩を機に安定感増しており中1週も好調維持。条件得意で末脚生きる流れなら差し切り見込める。ニットウバジルも中山千二ダはオール連対。現級上位明らかで休み明けも態勢は整う。ヴェサリウスも短距離で崩れなく前走内容なら昇級でも。アイアムユウシュンも休み挟み成長うかがえ立ち回り次第で出番まで。ヨーカイディスコも力をつけており、サトノガレオンやムームなども侮れない。

【味付け】モレイラJが、ニットウバジルに勝利の美酒を進呈。着外はデビュー三戦目と前回の2回のみ。丁寧を心掛けてもどこかで一瞬引っ掛かるが、中山コースも含め一連の時計は現級トップランク。タフなタイプとはいえ、前走はさすがに少し疲れもたまっていたか。馬はフレッシュ、調教過程も前回テッポウ2着した時とほぼ同じ。最後の味付けはモレイラJにお任せ。

　当面の目標はアイアムユウシュン。1月期に当コース・良馬場1分10秒9という快記録を保持、調教本数および時計も目を引く。

　ヴェサリウスも僅差。6Fダートに転身し、前回の福島1150mなど一戦ごとに時計の精度を高めている。展開頼みの他力本願だが、カンザシは今回は外目13番枠を引いた。キョウエイカンフは2番枠からどう馬群を捌くか。ヨーカイディスコ、サトノガレオンも連下注。

　先行タイプ多い一戦で差し馬の届く余地がありそう。この条件得意の◎カンザシから入りたいが、詰めの甘さは明らか。変則的な買い目だが、3連単の2着流しと3着流しで。

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【差し注意】8サトノガレオンはメンバー的に好位差しの形が取れそうで、長休明けでも中心視。13カンザシは詰めひと息でも差し脚堅実で、ここでも首位争いが可能とみる。10ニットウバジルはひと押しに欠けるが相手なりに動ける点を評価して3番手にマーク。2キョウエイカンフは差し一手でも組み合わせ的にチャンスありとみて連下に押さえる。15コラリンは初ブリンカーの前走が上々で叩き3走目の前進に要注意。9カンパニョーラは時計的に微妙でも、前崩れの展開になれば食い込みも。

【小波乱】アイアムユウシュンは心身ともに成長している。ニットウバジルは堅実。ヨーカイディスコはスピードがある。

2勝クラスのダート1200m戦。前走芝から1頭。平均値でも前走値でも90台レベルが揃った僅差メンバーとなった。休み明けだが3走前の同距離コース99出せそうな鞍上モレイラ騎手で◎ニットウバジル軸抜擢。相手に3歳筆頭○アイアムユウシュン。次いでやや数字弱いがルメール騎手乗り替わりで▲ヨーカイディスコ。一発には☆サトノガレオン、△キョウエイカンフ、△カンザシ。

仕上がりは良好な10ニットウバジルを推す。自在な脚があり抜け出しは可能。対抗は14ヨーカイディスコで先行策から好走は十分。