【続伸】3歳馬
クランフォードが連勝街道を驀進、3連勝を遂げる。
母エンジェルフェイスは
フラワーC優勝、母の姉2頭も牝馬重賞タイトルを手にした良族。半兄の
ロードレゼルは2400mの
青葉賞を2着したが、父が
ブリックスアンドモルタルにかわりコンパクトなスピード体型に変身。7Fは目下[3-1-0-0]と連対は
パーフェクト。二走前の1分20秒2は前日の古馬2勝クラス特別より1秒1速いタイムで逃げ切りV。前走の瀬田特別は重馬場条件下、二番手から上がり33秒9の加速ラップを繰り出し、後続を3馬身半に悠々置き去り。連勝中のローテーションと同じ約2か月の調整期間を設け動きも闊達。左回りは東京の
春菜賞で経験済み(2着)。突然の雷雨も、瀬田特別の内容を見ればむしろ加点材料になる。
第一本線は
レッドシュヴェルト。本年初旬までマイルを軸に番組を組んできたが、二走前の東京戦から7Fにスイッチ。1分20秒5は前日の2勝クラスより0秒2速く上がりも最速。前回の
由比ヶ浜特別は1000m通過・57秒3というタフな平均ペースを、レースの上がりを1秒9上回る32秒9という出色の末脚を駆使し、あっという間にゴール板を2馬身差で通過。遠征競馬に備え質量ともに内容の濃い調教メニューを消化してきた。
ティニアも小差。7F戦は折り合いが課題だったが、
フリーウェイSは頭を上げることなく中団をソツなく進み、メンバー中最速の上がりで0秒2差に追い上げてきた。今度の中京はホームの関西圏、夏を厭うことなく昇級に備えミッシリとハードワークを課してきた。
ビヨンドザヴァレーも、マイルは掛り気味になることが多く、7Fに転じた
ストークSは1分20.4、上がり33秒9でハナ差2着と一発回答。川田騎手とのコンビで以前2着歴がある。
プリモカリーナは近4戦の7Fは[1-2-0-1]。佐渡Sは5着に埋没したが、ただ脚は残っており1分19秒8という走破タイムも一応の評価ができる。
トーホウディアスは
ストークSは久々に加え出遅れ。休み明けを叩き馬体はボリュームアップ、変わり身に注目。