【2着争い】
ランスオブクイーンの資質が抜けている。馬体強化に手間取り初勝利は4月の京都10Fにずれ込んだが、上がり33秒9という数字と決め手は、ちょっとばかり目を引いた。1勝馬ながら
オークス出走権が転がり込んだが、道中はずっと好位を追走。鼻面を常に画面に映し出し、
オークス史上でも
トップランクのHペースを0秒4差の5着にはびっくり。自己条件の新潟戦2200mは出遅れ、内回りも委細構わず。1000m通過・59秒0-2000m通過・1分59秒6というハードラップの上に立ち、上がり3Fのレースラップは推定12秒0-11秒0-11秒5(34秒5)。2分11秒3は、新潟開催の名物レース・
日本海Sや
阿賀野川特別よりも断然優秀。神経質さが抜け勝ち星を積み上げれば、
エリザベス女王杯でも面白い存在となる。
歳は一つ上だが、
イトカワサクラも心身さえ噛み合えば牝馬中距離重賞が狙える。
長久手特別の上がり33秒7に復調気配がありあり。
カンティプールは
長久手特別をひと叩き、牝馬限定の時計勝負は望むところ。次いで好調
アウフヘーベン、
エンタングルメントの巻き返し、
タイセイフェリーク、
リラボニートの順に流し馬券。