【力量互角】ザパリスマッチが微調整完了。母は海外6勝(GIII2着)、一番仔ミスボニータは6-7Fで現役3勝を挙げたが、父がサトノダイヤモンドに代わり476kgの伸びやかな中距離型の牝馬に変身。デビュー戦は遠くオークスを睨み阪神10Fをチョイス。ダイヤモンドの仔にしては発馬はスムーズ、4-7Fにかけ12秒0-12秒2が続き、かなりタフな流れとなったが、上り3Fを11秒7-11秒8-12秒8(36秒3)でこらえきった。デイジー賞は関東遠征、発馬でダッシュがつかず回ってくるだけの12着に終わったが、今度はホームの2200m。心身の造りも慎重に見直してきた。

　距離は大幅に延びるが、逆転の大駆けがあればチルカーノ。父はハービンジャー、母は中距離重賞ホースのアロマティコ、半兄は皐月賞馬ジオグリフ。幼いながらも初陣の上り33秒4という加速力に資質の片鱗がキラキラ。2200mの選択も血統的には筋が通っている。

　土曜日は雨予報、重巧者ウインデイジー、クイーンズワーフの粘り込み。連闘のヒヒーン、サイレントグルーヴ、サクソンジェンヌなど、連下も力量互角。

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【混戦模様】前走でスタート難を克服して、違った競馬を試すことができた11アクアヴァーナル。この枠ならスムーズに流れに乗れそう。2ザパリスマッチはデビュー戦の内容から素質はかなりの物。道中でしっかり息入れられれば粘り十分。4チルカーノはエンジンさえかかれば末脚の爆発力はナンバー1。

【混戦模様】少頭数だが混戦模様。本命は06サクソンジェンヌで、近走内容は高いレベルで安定している。この相手関係ならば地力は十分に通用するはずで、自在性があって展開に対する対応力も高い。ここならば好勝負が可能なはずだ。相手は、11アクアヴァーナルと04チルカーノの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】アクアヴァーナルは舞台設定が合う。ヴィクトリアドールは発馬五分で前進。ヒヒーンは状態がアップ。

3歳1勝クラスの芝2200m戦。牝馬限定。前走ダートから1頭。ここは全頭が初距離。数字はまったく出揃っていない。平均値トップは連闘できた◎ヒヒーン。数字としてはここでも筆頭といっていい。相手は○ジョセフィーナと▲チルカーノ。一発☆サイレントグルーヴ。

半兄が皐月賞馬4チルカーノが主力。長丁場は歓迎でしまい勝負でチャンスは十分。○は8ヒヒーンで自在な脚があり距離延長は歓迎。