【反転攻勢】
キタノエクスプレスが捲土重来を期す。芝6Fに転向して[2-3-0-1]、キャリアは浅いが6戦中最速の上がりを二度計測。三走前の京都戦はドトウの差し脚で大外一気、ゴール板を過ぎてなおさらに伸びていたが、二走前の
バーデンバーデンCは、スタートで安めを売ったものの前半3F・32秒4というHペースを中団内から二の脚を繰り出し、3コーナーすぎにはもう先頭に接近。直線器用にインを突き余裕をもって振り切る横綱相撲を取った。1分7秒0はコースレコードタイ、数字でも本格化を示した。
CBC賞は2番枠、馬場のいい内に殺到し勝負どころで身動き取れず。直線壁になり勢いがついたところがゴールとなってしまったが、能力の在処は末脚で確認。ハンデは55kg、まずは出直しの単。
ジャスティンスカイも不器用は否めず。しかし鞍馬S・1分6秒9で、6F戦に目途を立てている。スンナリ外に持ち出せば首位も視界に入る。
グランテストは
CBC賞3着で立ち位置を発見。開幕の高速馬場でも
ナナオのス
プリント力。腰がパンとすれば
ペアポルックス。
ビッグシーザー、
プルパレイの経験値も要警戒。