クラス区分が“3歳上”となった6月以降に行われたダート1800メートルは18レース。年齢別の勝利数は3歳馬が10勝でトップ(次位4歳=7勝)。勝率27.8%(出走36頭)も4歳=6.4%(出走110頭)を圧倒している。とくに9月以降は出走があった8レースで5勝と好走確率が上がっているように、成長曲線が年長馬に完全に追い付いたと判断できる。
◎
ミッキークレストは全4戦でダート1800メートルを選択し[2-0-2-0]。複勝率は100%でも連対率は50%に下落するが…。同期に先着を許した2戦の格はリステッド=鳳雛SとGIII=
レパードS。その相手は
カシマエスパーダ(JpnII不来方賞2着)、
ブルーサン(JpnIII雲取賞1着)、
ミッキーファイト(JpnIジャパンダートクラシック2着)、
サトノフェニックス(JpnII兵庫ジュニアグランプリ2着)と錚々たる実力馬ばかり。すでに古馬のプレッシャーは1勝クラス1着時に経験済みなら2勝クラス程度は文字通りに通過点に過ぎないのだ。
相手筆頭には1分50秒4(中京・重)の持ちタイムがメンバー中トップとなる
パーサヴィアランスをピックアップする。