3連勝中の3歳牝馬
セクシーブーケが注目を集める。2勝クラス昇級初戦の前走・
大倉山特別(札幌ダート1700メートル)は最速上がりを駆使して1秒0差の圧勝。1勝クラス・湯浜特別(函館ダート1700メートル)を制した時の0秒6より着差を広げたならば、4連勝も確実か? ただし
大倉山特別で計時した1分46秒1(良)は前日の1勝クラス・牝馬限定を0秒4上回るに過ぎない。翌々週の2勝クラス・
苫小牧特別が1分45秒1の決着だと全幅の信頼は置けない。
◎
レアンダーは同じ3歳馬だが2連勝中とインパクトの点で劣るうえ、牡馬のため2キロ重いハンデ55キロを背負う。ただし2勝クラスを制した前走・八女特別(小倉ダート1700メートル)でマークした1分44秒7(良)は前日の1勝クラスを0秒8上回ったように数字の裏付けがある好記録となる。さらに
セクシーブーケが小回り千七でしか勝利を挙げていないのに対し、1勝クラスVは今回と同じ京都ダート1800メートルでマークしている点も大きなアドバンテージとなる。初勝利は3か月ぶりの実戦で挙げており、休み明けもマイナス材料とならないとあれば、同期対決を制してオープ入りを決める。