トップハンデは
エコロガイアの57キロ。3歳牡馬の
アローワンス(1キロ)を加味すれば実質58キロだからハンデキャッパーの評価は非常に高い。世代限定戦とはいえ重賞(JpnIII
ブルーバードC)2着があり、古馬相手の現級戦も連続2着ならば当然の
ジャッジか。同馬のダート1200メートルの持ち時計は中山・良の1分11秒4。今回と同じ京都の記録では前走・大山崎S2着時にマークした1分11秒7(稍重)となる。ハンデで恩恵を受ける他馬でこの基準を上回っていれば、同馬より先にゴールインを果たす計算が成り立つ。
◎
インユアパレスは同じ3歳牡馬。現級経験がないにもかかわらず、実質的に2位タイの56キロはその素質が先物買いされたということだ。自己ベストは前走でマークした1分11秒1(中京・良)で京都の記録は1分11秒3(良)だから
エコロガイア以上の見立てが成り立つ。なにより当地で取りこぼしがあるラ
イバルとは異なり、2戦2勝のコース相性でも上位に立つ。芝での活躍が目立つ
パレスマリス産駒だが、父の本分といえるダート路線においてもオープン馬誕生が濃厚だ。